Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。50代になっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。 この度司書課程を修了しましたので、そのお話なども、ときどき。

英語

英語多読 エッセイはお勧め

以前にも書きましたが、大人が英語多読をする際に、エッセイはとてもお薦めです。なぜなら、通常1トピックが短く(→すぐ読めるので達成感を得られる、細切れ時間にも読める)、1つのテーマについて書かれていることが多い(→単語が多少わからなくても類推…

ツールは古くなっても

英語多読を続けていると、いわゆる昔からの名作にたくさん出会います。ナンシー・ドル―やHardy Boyシリーズ、Boxcar Childrenシリーズ、Three Investigatorsシリーズなどなど。いずれも年を経ても色あせることなく、現代のお子さんにも積極的にお勧めしたい…

電子図書館が徐々に便利に

以前に、「英語多読開始時の費用の問題」のテーマで書いたときにはあまりなかったのですが、最近図書館で電子書籍を貸し出すところが増えてきましたね。 マズルカの住んでいる地域の図書館でも気づいたら開設されておりましたが、残念ながら検索してみても今…

おすすめ英語多読書 大人もはまる児童書 その10 Allen Say

大好きなJohn Burninghamをご紹介してからもうずいぶん経ってしまいました。今回は、Allen Sayさん。日系アメリカ人です。実は戦争の色を感じる作品も多い気がして、少し読まず嫌いしていたところがありました。でも読んでみて反省。勿論、戦争についての作…

英語多読 リハビリやペーパーバック入り口に児童書ミステリ

相変わらずリハビリ的に、積読本から本を探し出しては読んでいるマズルカです。 本当に間が空くと、ページの進みが遅くなります。ピアノやヴァイオリンは「一日練習しないと自分にわかる。二日だと批評家にわかる。三日となれば聴衆にわかる」のだそうですが…

久しぶりの洋書 アガサ・クリスティ「五匹の子豚」

前回書きましたように、図書館司書資格取得の勉強をしている間、英語多読の時間がめっきり少なくなっておりました。終了のめどがついて久しぶりに手に取った洋書がアガサ・クリスティの「五匹の子豚(Five Little Pigs)」です。 Five Little Pigs: A Hercul…

おすすめ英語多読書 大人もはまる児童書 その9 John Burningham

日本語だと児童書を手に取る大人の方は少ないかもしれませんが英語となると、その学習には絵本児童書は避けて通れません。とはいえあまりに子供っぽいのは、ですよね。そんなこんなで、英語多読を始めて以来、大人も楽しめる絵本、児童書を常に探しているの…

英語多読 87分署シリーズ

またまた積読の山から,ずっと読みかけていたエド・マクベインの87分署シリーズ第1巻,Cop Hater(警官嫌い)を取り出してやっと読破したマズルカです。 ミステリ好きなのじゃないの,どうして?と言われそうですが,実はミステリの中でも警察小説は,なんと…

アガサ・クリスティで 英語多読  その2

ミステリを読むのが好き、と事あるごとに書いておりますマズルカ。ミステリの女王と呼ばれておりますクリスティについても、このブログの当初にご紹介をしたことがありましたが、その折にはELTというシリーズについて中心のご紹介でした。 ホームズについて…

英語多読 クリスマスに読む本 その4

今年もクリスマスシーズンがやってきました。本当にクリスマスの本って素敵なのがたくさんありますね。これまでも何度もご紹介してきましたが,今回もいくつかご報告したいと思います。 Santa's Moose: A Christmas Holiday Book for Kids SANTAS MOOSE (I …

英語多読 Page Turnersはその名の通りやめられない本が満載

先日の易しめの本を読む,の延長のようなかんじで,最近Graded Readersをよく読んでいます。中でも最近気になっているのは(今頃,なんですけれど),その名もPage Turnersシリーズ。Page-turner(読みだしたらやめられない本!)なんて強気,と思いましたが…

英語多読 ムーミンは実は深い

皆さん、ムーミン一家のシリーズはお好きですか。マズルカは大好きです。主人公のムーミン一家だけでなく、ミイやスナフキン、スノークのお嬢さん、ヘムレンさんなどなど、魅力的な登場人物ばかりです。なんとなく子供向けのイメージが日本では強いですが、…

英語多読 Magic Tree House Fact Trackerがお好きな方に

このブログ開設初期にMagic Tree HouseのFact Trackerシリーズをご紹介させていただいたのですが,ご紹介した記事が割合皆さんご覧くださっているようで。そういう方にもしかしたらご関心があるかな,と今回はOxford Bookwormシリーズから,Oxford Bookworm …

英語多読 あえて易しめの本を読んでみた

英語多読をされている皆さんは、どのくらいになったらレベルを上げていったらいいのか、と悩まれている方も多いのではないかと思います。 マズルカもその一人です。基本的にはあまりレベルにこだわらず、読みたいものを読む、という形で現在続けておりますが…

英語多読 歴史ものは敬遠しがちでしたが

毎日まだまだ暑いですね。ついつい投稿がおそくなってすみません。本当にここの所、積読ものを読みました話ばかりでごめんなさい。アン・ペリーの「The Cater Street Hangman」をやっと読みました。 これは彼女の処女作でもあります。タイトルにも書きました…

英語多読 失敗の原因を紐解いてみる

英語よもやま話,と銘打っておきながら,最近本の紹介が続いておりまして…。この細々運営中のブログに折角来てくださる方に役立つ情報は何かな,と改めて考えてみましたところ,やっぱり”成功体験“より,なんで失敗したか,の話に興味がおありだったりするか…

英語多読 子供向けSFもばかにできない

先日、児童書の名作で子供の頃読みそびれたものを、原書で読んでいる旨お話しましたが、この本もその一つです。 A Wrinkle in Time「五次元世界のぼうけん」というタイトルで和訳もされています。なんで読まなかったのか。実はマズルカ、ファンタジーやSFが…

英語多読 Graded Readersのメリット:古典を読む その2

このブログを開始した初期に書いたのですが、英語多読でGRを読むメリットの一つに、今まで手を出せていなかった古典の名作にトライできる、という点があると思います。もちろんオリジナルを読めたら一番いいのですけれど、古典は英語表現が難しいことも多く…

英語多読 ホラーは多読に向いているけれど

英語多読にホラーは結構向いている,というお話は何度か書かせていただいたのですが,最近そういう本をよく読んでいるマズルカです。怖いの苦手なんですけどね。。なのにまた積読の山から取り出して,読んでしまいました。 Uncle Montague's tales of terror…

英語多読 ペーパーバックへの橋渡し Quick Reads その3

なんだか毎度毎度,ご紹介しておりますQuick Readsシリーズ。 https://readingagency.org.uk/get-reading/our-programmes-and-campaigns/quick-reads/ 2023版も販売になりました! どうも今年はこれまでに出版されたものの再販のようですが,発行して日が過…

英語多読 グリム童話って怖いのね

のっけから、有名な本のタイトルみたいになってしまいましたが、最近そんな児童書を読んだマズルカです。その名も A Tale Dark & Grimm 「グリムの国のおそろし物語」というタイトルで数年前にNetflixで放送されたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれま…

英語多読 映画化で気になって

スウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」がとてもよい,と聞いていて、でも見そびれたので本で読もうかな,と思ったのですが,結局audibleでの聴き読みを選択。ただ残念ながらちょっと読み手さんのお声が私には合わなくて,なんとなく途中で積読(audibleで…

英語多読 ホームズの弟子

マズルカの弱小ブロクで,訪問くださることが一番多いのは,最初の頃に書いた,多読とホームズに関するページのようなのです。やっぱり英語多読をしてらっしゃる方の中で,ホームズを読みたいって方,多いのかもしれません。 ホームズものはGRに結構ラインナ…

英語多読 子供時代に読みそびれた名作を英語で

子供の頃から本が好きで,いろんな児童書を読み漁っておりましたが,当たり前ですけど読まずに通り過ぎてしまった作品がたくさんあります。多読を始めてから,そういうものを最初はGRや絵本で,そうしてだんだんと児童書もオリジナルで読めるようになってき…

時には辞書も -単語の覚え方と,多読原則についての私見-

英語多読を続けておられる皆様の頭にはしっかり入っているであろう多読三原則。1)辞書は使わない2)分からないところは飛ばす3)つまらなくなったらやめる 英語多読研究会SSSでも詳しく紹介されています。 www.seg.co.jp いずれも本当にそうだなあと思う…

英語多読 インドのホームズ

ミステリ関係の本を好んで読んでおりますマズルカですが、英語多読をしていると(あたりまえですが)どうしても英米のミステリ、そして主人公が中心となりがちです。そんななか、英国生まれのインド系作家であるVaseem Khanさんの、象と退職したインド人の警…

英語多読 やっぱりクマがすき

以前ネコや犬が主役の本をご紹介したことがありましたが、私としたことが忘れてました!絵本と言えばクマじゃないですか~(ちょっと強引)。ということで、今回はくまさんが主人公の絵本をご紹介したいと思います。 Father Bear Comes Home (I Can Read Lev…

英語多読 絵の素敵な絵本 その4

皆様よきお正月をお過ごしになられたことと思います。本年もよろしくお願いいたします。相変わらずののんびり、ゆっくり投稿ですみません。 今回は、絵が素敵だなあ、と思う絵本、児童書をご紹介していきたいと思います。多読は易しい本をたくさん読むことが…

英語多読 ミステリーで多読 4 

Graded Readers(GR)には沢山のミステリがあって多読にとてもお勧め、と事あるごとに書いております、ミステリ小説好きのマズルカでございますが、今回も懲りずにまたご紹介できればと思います。今回はいつもメインの本格ものではなく、サスペンス、コンゲ…

英語多読 クリスマスに読む本 その3

今年もクリスマスの季節となりました。クリスマスの本ってなんだか楽しいので、クリスマスの時期じゃなくても読んでしまうため、気が付いたらまたご紹介したい本がたまってきました。 How Santa Really Works YL2程度 サンタさんはどうやって一年間自分がよ…