英語多読　あえて易しめの本を読んでみた

英語多読をされている皆さんは、どのくらいになったらレベルを上げていったらいいのか、と悩まれている方も多いのではないかと思います。

マズルカもその一人です。基本的にはあまりレベルにこだわらず、読みたいものを読む、という形で現在続けておりますが、ちょっとこの度、レベルにこだわって、レベル1～２あたりの本を何冊か続けて読んでみたので、ご報告させていただきます。

John Doe Level 1 (Cambridge English Readers)

自分が誰かもわからなくなった、と病院に入院している男。しかし彼は恐ろしい犯罪人だったのです…。

シンプルな文章ながら、続きが気になって読み進められる、大人の英語学習者のためにとてもお薦めの本です。

ただ、読んでいると例えば

“No,” said the main in the bed. “I don’t know what my name is.”

The man in the bed said nothing for a moment.

のように短く、動詞がsaidのように同じ文章が続くことがあり、かえってわかりづらかったり流れがスムーズに感じられなかったりすることもありました。

もう少しいろいろな（より適切な？）動詞が使われ、状況を説明する形容詞等が多い方がわかりやすい、と感じたのです。

このように感じられることが多くなってきたら、このレベルより上の本に進んでいくのが良いかもしれません。

私の単なる個人的感覚ですが、基本読みたいものをレベルにこだわらずに読む、を原則に、どのレベルにしようかな、と本の選択に悩んだ折には、例えばレベル3を中心に読んでいる方は、少し上の4や5には時々トライ、2や1もこだわらずに読んでいく、でも例えば、1当たりの本が逆に読みづらく感じることがあれば、そこは卒業していく、というのが良いのかもしれません。

ただこれは、Graded Readers（GR）に特に当てはまることであって、例えば絵本などはペーパーバックを楽しむレベルの方でも、また違った意味で楽しんで読むことができるでしょうし、一概にすべての本に当てはまることではありません。

やはり、基本は読みたいものを読みたいときに読む！ですね。当たり前の結論ですみません。

今回読んでみた本は下記です。どれも読みやすくて、お勧めです。