もうすぐイースターですね。イースターといえば、イースター・バニーなのだそうです。
あまり日本人にはなじみがありませんが、イースター・バニーは、イースター・エッグを運んでくれるウサギのことです。そう思ってみてみたら、イースターのお話を描いた児童書にはイースター・バニーがつきものでした。いくつかご紹介しますね。
The very first Easter bunny
最初のイースター・バニーってどういう意味?と思って読み始めました。イエス様のご復活に立ち会った、文字通りの最初のウサギさん、のお話です。諸説あり、なんて書かなくてはいけないでしょうけれども、なんとなくこういう始まりもあってもいいかな、なんておもったマズルカです。ほんわかした絵も素敵。
The Easter bunny's secret
イースター・バニーの秘密、それは次の世代のバニーにだけ伝えられるものです。秘密が知りたくてたまらないうさぎの女の子、スプリングは...。
イースター・バニーのアシスタントはなんとスカンク。興奮すると例のあれを出しちゃいます!あまりに臭いのでイースター・エッグ作りから追い出されてしまいますが...。
春ってなんて素敵なんだろう。小さな子ぐまはいいました。でも、お友達の木は言いました。まだまだこんなものじゃないわよ。その子ぐまはイースター・バニーにあこがれますが...。
イースターが近づいたのにウサギが見当たりません。森のみんなは、では自分がイースター・バニーに!と大騒ぎ。でもキツネは早く走りすぎて卵を途中で落としてしまうし、カエルは歌って飛び跳ねて卵を壊してしまいます...。
おなじみコーデュロイもイースターのパーティにうきうき。でも本当に楽しみにしているみんなと違って、コーデュロイはイースター・バニーが本当に要るのか、少し懐疑的。でも...。
うえにも書きましたが、イースターの本と思ってみてみたら、ウサギが登場するものが多くてびっくりしました。それだけみんなの心にイースター・バニーは刷り込まれているのでしょうね。うさぎは多産の象徴。そこに緑と花が咲く春のイメージ、そしてイースターのイメージが重なったのかもしれません。もうすぐ日本も桜の季節。そしてご復活、イースターの季節ですね。待ち遠しいです。