Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC970点。40代に入っても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 英語絵本で世の中について学ぼう

もともと絵本が好きでよく読みますが、こんなテーマについても絵本や児童書で英語圏のお子さんは学んでいるんだなあ、と感じることが多々あります。今回はそんな、ちょっと世の中を学べる本をテーマに選んでみました。

 

What Is the World Made Of?: All About Solids, Liquids, and Gases (Let's-Read-and-Find-Out Science 2)   YL2程度

世の中のものは何でできているの?という素朴な質問について、かわいい絵と共に丁寧に説明がされている本です。物質の状態(個体、液体、気体)というテーマについてわかりやすく説明されたこの本は、お子さんだけでなく、理科についての単語を学びたい大人にも役立つと思われます。シリーズ本です。

 

The Magic School Bus in the Time of the Dinosaurs (The Magic Schoolbus) 2程度

毎回先生の運転する不思議なバスに乗って実際に学びに行くThe Magic School Busシリーズ。今回は時代も超えて!恐竜の世界へ。恐竜やその時代について学ぶことができます。時代の名前や恐竜の名前など、結構難しい英単語もあります。また、さらりとメインの文章だけを読む、吹き出しなど細かいところまで読み込む、など読み方によって幅広い年齢、英語レベルの方々に興味が持てる体裁となっているかと思います。

 

The Popcorn Book YL1程度

Tomie dePaolaの絵がかわいいこちらの本、なんとポップコーンの歴史、種類などが学べる本です。なんでもコロンブスの時代まで遡れるのだそうです。読んでいるとポップコーンが食べたくなります。でもご安心ください、後ろにちゃんとレシピがついています!

Fast Food Nation (Scholastic Readers) YL3程度

同じく食品がテーマですが、こちらはちょっと深刻。大手チェーンハンバーガーショップのお肉に問題がある,という恐ろしいテーマなのですが、単にそこに留まらず、背後には移民問題など,アメリカのそして多くの資本主義国が抱えている問題が隠されている、というお話。同名映画のノベライズ版です。正直ストーリーそのものは楽しく読めるものでも、読みやすいものでもありませんが、易しい英語でかかれていますので、お子さんも読んでいただけます。子供の頃からこういう情報に目を通すことの大切さに思い至りました。

 

A Child's First Book of Trump YL4程度

これもある意味恐ろしいお話。アメリカにトランプという恐ろしい生き物が生まれました。どう対処すればよいでしょう?TVを切ること。でもどうしてもだめなら??

というか、こんな本を、ましてや絵本で出して大丈夫なのかしら?絵をご覧ください、絶対”あの方”を思い出しますよ。そもそもタイトルからしてそのままだし…。ある意味これが許されて、受け入れられるところにアメリカの懐の深さを感じるべきなのかもしれません。

 

戦争で死んだ兵士のこと YL2程度。

こちらは少しテーマとずれて日本の本ですが、日本語と英語が併記されており、英語でも読むことができます。

泉のそばで死んでいる兵士。1時間前は、2時間前は、とページをめくるごとに時間が遡っていきます。ある意味シンプルで、静かな本なのですが、死んだ兵士も自分と同じ人間だ、という”あたりまえのこと”がだんだん心にしみていきます。

残念ながら古本でしか読めないかもしれませんが、図書館などで見かけたら手に取ってみてください。このような世の中でこそ、読んでいただきたい本です。

 

今回はちょっと広いテーマでご案内してみました。お子さんにも読んでいただきたいし、大人にも手に取っていただきたいものばかりです。ご参考になれば嬉しいです。

蒸し暑い季節ですが、皆様お体にはお気をつけてお過ごしください。

英語多読 ペーパーバックへの橋渡し Quick Reads その2

以前にQuick Readsという、読むことに問題を抱えているネイティブ向けの英語本シリーズをご紹介いたしましたが、その2022版が発売開始されています。

 

readingagency.org.uk

 

今回もベストセラー作家の作品目白押しです。

 

Blind Spot

The Girl on the Trainで有名な、Paula Hawkins作品。

仲良し三人組の一人が殺され、もう一人が犯人として捕まることに。残された主人公がじわじわと精神的に追い詰められていく状況が、シンプルでわかりやすい英語で描かれており、サスペンス好きにはぴったりかも。結論の好みは、わかれるかな。。

The Kiss

18歳になったマジソンは養育費を送ってくれていた大金持ちの実の父に初めて会うが。。全然ストーリーは違いますが、映画「プリティ・ウーマン」を思い出した私です。ちょっとご都合主義ですけれど、こういう本も楽しくて好き。

 

The Cutting Season

WashingtonPoeシリーズなどで有名なM. W. Craven作品。

本作もPoe登場作品です。

 

The Black Mountain

Labyrinthで有名な、Kate Mosse作品。

ごめんなさい、未読です。火山の噴火もの。

 

レベルはYL3~4程度、長さも2万ワードくらいで、文字も大きく、チャプターブックのように沢山の章に分かれていて、読みやすいです。

ですが、ネイティブの大人がターゲットですので、児童書に少し飽きた方、自然な大人の会話表現が知りたい方、などにもよいかもしれません。

 

非営利の活動のため、現地価格が1ポンド!というのもすごいですよね。

さすがに日本ではなかなかそのままの価格では買えませんが、キンドルでは100円台で買えるものもありますし、ペーパーバックでも比較的安価です。

 

また、紀伊国屋書店ではなんと、ものにもよりますが1冊209円!

3000円以下は送料がかかってしまいますが、他に頼みたい本があるときに一緒に購入することができれば、現地価格に近いお値段でゲットできますのでお勧めです。このお値段なら、そしてこの短さなら、今まで読んだことがない作家さんの本を試してみるのもいいですね!

www.kinokuniya.co.jp

(価格等は2022年6月現在の情報です。ご了承ください)。

 

以前のQuick Readsシリーズにも興味が出た方はこちらもぜひ。

mazurka.hatenablog.jp

 

英語多読 老人ホームで大活躍; The Thursday Murder Club

またおじいさんとおばあさんが主人公のお話ですが、今回はミステリーのご紹介。なんだか前回のテーマの続きのようですね。マズルカよっぽどおじいさん、おばあさんが活躍するお話が好きみたいです。

 

The Thursday Murder Club

今回は老人ホーム(とその周辺)で起こる連続殺人事件に挑む、ホームのおじいさん、おばあさんたちのグループThe Thursday Murder Clubのお話です(元看護士、元労働運動家などメンバーも多彩)。老人ホームといっても、アクティブで、恋愛あり、お酒たくさんあり。オーナーが嫌な奴、という設定なんですけど、読んでいる私からしたら優雅なホームでうらやましい(もしかしてオーナー、いい人なの?)。海外には結構こういう素敵なところあるんでしょうか。。最初は暇に任せてコールドケースの洗い出しをしていたメンバーですが、なんと実際の殺人事件が!そのうえ古い骨がそばの修道院墓地から掘り出されたりして。

 

作者のリチャード・オスマンさんは英国のコメディアンなのだそうです。なるほど、文章が軽快で、そしてちょっとした笑いがちりばめられていて、楽しく読めます。ストーリーも二転三転、どんどんいろんな人が怪しく見えてきます(しまいはあの人まで怪しい気が…)。結論は…書けませんけど、どうかなあ、あんまり意外性をどんどん追求しすぎると難しいのかしら、でもこれは読んだ人によるかも。

 

2020年発売ですから、マズルカにしては新しめの作品。

もうタイトルからして、クリスティの名作「火曜クラブ」を思い出すのですが、そしてその通り、いわゆる推理小説なのですが、そこに留まらず、仲が良かった友人が意識不明でもう寝たきりになってしまったことなどから感じる老いへの不安、永遠の別れへの不安、伴侶を失う悲しみなどが、押しつけがましくなく、ストーリーの中で自然に語られます。

 

章によって視点がかわったりと工夫も凝らされ、むしろミステリーというより、しゃれた会話やストーリーを楽しむ本なのかな。。文章自体がそんなに難しいわけではないですが、ここ絶対笑えるところのはずなのに~、とググったり単語を調べたり、というところがそこそこありました(無念)。単語もそうですが、文化的な背景、一般的知識を理解していないと(リンゴの種類とか・・)笑えないから、実はコミカルな文章は敷居がちょっと高かったりしますね。といいつつ、気楽に読んでも楽しいですから、よかったら手に取ってみてください。第2巻もでてるみたいです。読んでみようかな。

 

 

 

日本語訳ももう出ています。

 

クリスティの名作はこちら

 

続編はこちら

 

英語多読 おじいちゃん、おばあちゃんが主人公の本2

GW、皆様いかがお過ごしでしょうか。久しぶりにおじいちゃん、おばあちゃんとお会いになった方もいらっしゃるかなあ、と思いこのテーマです。といいつつ、のっけからごめんなさい。実は今回は全部おばあちゃんが大活躍、の本となりました。おじいちゃんが活躍!を期待された方、ごめんなさいね。

 

Granny Torrelli Makes Soup YL3程度

12歳のRosieはお隣さんのBaileyと小さいときからずっと一緒。なのに彼からGet over yourself!と言われてしまいます。調子に乗るな!とかそんな感じですかね。。ショック。Rosieはおばあちゃんに相談します。おばあちゃんは一緒にスープやパスタを作りながら話を聞いてくれ、その時間を過ごすことでRosieや、そしてBaileyも自然に何かを学んでいきます(Baileyにもあんなことを言った理由があるんですよ。。)。全部一緒、お互いを分かり合えていると思っても、そうはいかないこともありますよね。それは一見つらいことでもありますが、そこを理解することによってもう一段、深い関係になれるのかなあ、なんて私もRosieと一緒に考えつつページをめくりました。子ども扱いせず、押しつけがましくなく、ユーモアにあふれたイタリア系のおばあちゃん。私も一緒にご飯を作りながら、Tutto Va Bene!(all is well)とか言われてみたい。。

 

Granny YL5程度

打って変わって、おばあちゃんでもAnthony Horowitzに描かれるとこんなになるのか!といったその名も“Granny”。おばあちゃんは孫がかわいいものだ、なんていう世界中のほんわかした気分が吹っ飛びます!さすが年の功!?のいじわる(といっても、皆さんのご想像とはレベルが違いますよ!びっくりした~)を孫のJordanに仕掛けてきます。Magpie Murders(カササギ殺人事件)で有名なストーリーテラーホロヴィッツ。絶対、にやにやしつつ楽しんで書いたと思うんですよね。だって、いじわるがどんどんレベルアップするんですもの。表紙によるとwickedly funny storyだそうです。納得毒が強いけど、でも絶対子供さん好きだと思います。大人の私も…楽しんだことを告白します。

 

Gangsta Granny YL 4.5程度

Benは毎週金曜日、両親がお出かけ(二人ともダンスを見るのに夢中!)するのでおばあちゃんのところに泊まりに行かされるのが嫌でたまりません。だってつまらないんだもの。毎回キャベツ料理だし。でもある日すごいものをおばあちゃんのところで見つけて?!表紙を見たらわかるから言ってしまいますけど、おばあちゃんと孫が二人で宝石泥棒をたくらむお話なんです。でもこう聞くとなんだか破天荒なお話、みたいなことを想像されるかもですが、読み終わったらじーんと心に残るものがありました。とはいえ途中はクスリ、ニヤリの連続。著者のDavid Walliamsさんはイギリスのコメディアンだそうです。なんだか納得しました。

 

ちょっとずつ違った雰囲気のおばあちゃんが活躍する本を選んでみたつもりですが、どうかな、読んだらおばあちゃんに会いたくなるかしら。。やっぱりいえることは、皆様のおばあちゃまを含め、とにかくおばあちゃんはすごい、ですかね。おばあちゃんに会ったり、おばあちゃんのことを考えたりしつつ、よきGWをお過ごしください。

 

Murray Mints

Gangsta Grannyを読んだ方、きっと食べてみたくなるはず。

 

もっとおじいちゃんとおばあちゃんが活躍する本が読みたい方はこちら。

 

mazurka.hatenablog.jp

 

英語多読 各レベルでホームズを

以前にも取り上げましたが、シャーロック・ホームズ物はたくさんのGraded Readers(GR)とLeveled Readers(LR)で取り上げられており、英語多読にはとてもありがたい存在です。今回はちょっと趣向を変えて、同じ作品がレベルごとにどのような英語で表記されているかを見てみたいと思います。

 

有名な作品が良いかと、短編「まだらの紐」を取り上げてみます。

こちらは、The Adventure of the Speckled Bandのタイトルで、『シャーロック・ホームズの冒険』(The Adventures of Sherlock Holmes)に収録されています。

 

作品の冒頭、女性の依頼人がホームズとワトソンを訪ねてくる場面です。女性が恐れを感じているところの表現ですが

Oxford Bookworms Library Stage 2の Sherlock Holmes Short Storiesでは

"She looked tired and unhappy, and her face was very white."

と表現されています。シンプルですね。でもちゃんと伝わります。

 

これが、少しレベルの上がったMacmillan Readersの level 5 (Intermediate) 、The Speckled Band and Other Stories になると、もう少し細かな表現となります。

"As she spoke, the lady raised her veil. We saw at once that she was very frightened. Her eyes were like the eyes of a terrified animal."

女性がベールを上げるという情景が追加され、単語もより的確で、かつ難しいものになっています。とはいえ、一文は短く、わかりやすく表現されています。

 

一方、英語圏の学習者向けであるLRでは、例えば下記のようになっています。

Mysteries of Sherlock Holmes (A Stepping Stone Book)

"We saw that her face was gray. Her eyes looked like those of a hunted animal."

Oxford同様シンプルな表現ですが、those of a hunted animalという原文と近い表現が使われています。この表現は初級の外国語学習者にはちょっととっつきにくい気もします。母国語学習者と外国語学習者では”難しい”にも違いがあるのかも、などという気づきもあって面白いですよね。

 

ちなみに、このシーンの原文は下記のとおりです。

”She raised her veil as she spoke, and we could see that she was indeed in a pitiable state of agitation, her face all drawn and gray, with restless, frightened eyes, like those of some hunted animal.”

当然ですが、1文は長く、女性の表情についても目に浮かぶように細かく説明が加えられています。ただこれまでいくつか段階を追って読み進めてきましたので、理解はしやすいのでないでしょうか(難しい単語を少しはしょったとしても)。

 

このように順に読んでみると、気に入った本であれば、易しいレベルから少しずつレベルを上げて同じ本を読むと、自然に理解度がアップするような気もします。この作戦なら、早めに原文にたどり着けるかも!

ただなかなか同じ本がたくさんのレベルで出版されているわけではありません。そういった意味からも有名な古典作品で、かつ短編作品が多いホームズ物は、いろいろな出版社の、いろいろなレベルのGR、LRが出されていますので英語多読にとても向いているような気がします。そして、古典なので原文はProject Gutenbergで無料で読めるのもメリットのひとつですね。

 

今回ご紹介、引用させていただいた本は以下の通りです。

 

Oxford Bookworms Library: Level 2:: Sherlock Holmes Short Stories

 

Macmillan Readers The Speckled Band and Other Stories Intermediate

 

Mysteries of Sherlock Holmes (A Stepping Stone Book(TM))

 

原作の文章はこちらから

 

各レベルのホームズ物については以前ご紹介しましたので、よろしければご参考にされてください。

mazurka.hatenablog.jp

 

英語多読 サスペンスもたまには

桜の開花宣言が各地で相次ぎ、春を実感するマズルカです。でも気温はまだまだ寒かったりしますね。。

そんな穏やかで気持ちのいい時期ですけれど、なぜか今回のお題はサスペンスです。というのも、最近やっと、積読本だったBefore I Go to Sleepを読んだからでして。。この本、多読界(そんなのあるかな)では結構有名になった本らしく、読まれた方も多いかもしれません。

 

Before I Go to Sleep YL6程度

そこそこ厚みのあるペーパーバックなのですが、YL6程度ととても読みやすい、ストーリーが気になって読み進められる、と皆さんネットなどでも書いておられ、気になって手には入れていたのですが、何せサスペンスとか怖いものが苦手。ずっと本棚に入ったまま、でした。

ところがふと手に取って読み始めましたところ、いい意味でベタ、次が気になる~、とページをめくる手が止まらなく。。

 

サスペンスはネタばれ厳禁、ですからあまり詳しくはお伝え出来ないのですが、主人公クリスティーンはあることがきっかけで特殊な記憶障害を負っており、寝るとそれまでの記憶がすべて失われてしまうのです。なので毎日朝起きると隣にいる人(夫)が誰かわからず、自分がどこにいるかもわからない。そんなクリスティーンに夫は優しく状況を説明してくれます。呆然としていると若い医師から電話があり、自分が日記を書いている、しかも夫には内緒で、と告げられます。そしてその日記の表紙には「夫を信じるな」、の文字が。。

そこから読者はクリスティーンと一緒に日記を読み、彼女の心情を一緒に追体験していきます。正直日記は、本人の記憶が毎日白紙になるので当然ですが、同じような記載が繰り返されるところがあり、冗長に感じる部分もあります。ただ、多読、という観点に立つと何度も異なる表現で同じような状況が記載されるので、理解も深まり、少し背伸びして読んでも十分ストーリーを追えると思います。そのへんも評判になった理由の一つかも。

また、主人公の特殊な状況から、生活環境がごく狭く、登場人物も数人に限られているのも多読向きかもしれません。

とはいえストーリーは二転三転、誰を信じていいかわからなくなります。ああそうか、と思ったらまた!!!だったり。ウィキペディアによるとこの本、処女作なんですって!この設定と、どんどん気になるストーリー展開、すごい。

結末は。。もちろん書けませんが、うーん、ある意味意外、そして好みは分かれるかもしれません。でも十分楽しんで読めますから満足される方、多いと思います!と思ったら、やっぱりちゃんと映画化もされています。主人公はニコール・キッドマン。和訳もありますので、英語はな~という方はそちらでも。

 

今回の結論。たくさんの方が勧めておられるものはやっぱり苦手意識を持たず、まずはトライ!でしょうか。多読三原則に基づいて、いやなら途中でやめればいいですものね。ということでもし気になったらお手に取ってみてください。今年はサスペンス物にも、もう少し挑戦してみようかな。。

 

和訳はこちら

映画はこちら

英語多読 すこしレベルアップしたいときの児童書 その3 

これまでも何度か、Nate the GreatやMagic Tree Houseシリーズから少しレベルアップしてYL4あたりの本が読みたいときにお勧めの本をご紹介してきましたが、今回もいくつかご紹介してみたいと思います。何せこのレベルはたくさん読んだ方が力がつくと思いますので、自分も常に面白いものがないか、探しておりましたし、今でも結構読んでます。

 

Henry Huggins YL4程度

Henryと犬のRibsyの短編シリーズ。クリスマスの劇で主役になってしまったけれどどうにかして逃れたい!とか、お小遣いで2匹のグッピーを買ってきたら大変なことに!とか。日常のちょっとした事件、冒険が描かれていて、ほんわかした気持ちになれること請け合いです。なんと1950年に出版された本なのですが、全然古さは感じませんでした。Boxcar Childrenなどがお好きな方にはぜひ手に取っていただきたいです。

 

Lizzie Zipmouth YL3.5程度

Jacqueline Wilsonの本はYL4~5程度のものが多いですが、こちらは少し易しめです。実はこの作者さんの本はちょっと重そう、と読むのを躊躇していたのですが、読み始めてすぐ、2回目の義理のお父さんと暮らさなければいけなくなったときに、昔の辛い経験から、最初は良くてもすぐにつらく当たられるに違いないから誰とも口を利かない!と決心するLizzieの気持ちが痛いほど伝わってきて、思わず寄り添ってしまいました。なのですが、実はこの作品の登場人物はいい人ばかりで(癖はありますけれど!)、終始温かい気持ちで読み進められました。Jacqueline Wilsonさんの本を最初に読むのにお薦めかも。

 

Chasing Vermeer YL4程度

小学校の同級生二人組がフェルメールの絵盗難事件に遭遇。フェルメールの絵に隠された謎を解き、彼らは絵を無事取り戻せるか?!パズルや謎解きが好きな方にもお勧め。エドガー賞受賞作品。

 

The Case of Drowned Pearl YL4程度

1930年代のイギリスを舞台にデイジー(イギリス人)とヘーゼル(中国人)の女の子二人組が事件に取り組むMurder Most Unladylike mysteryのミニシリーズ。こちらは100ページを切る短さなので、シリーズが気になっている方が試しに読んでみるのにもお薦めです。今回はオリンピックを直前に控えた水泳選手の死の謎に挑みます。短めなのでちょっとあっけないところもありますが、ちゃんと”驚き“が隠されています。

 

Danny the Champion of the World YL4程度

父と子のほのぼのとした物語でありつつも、そこはRoald Dahl。そもそも何のチャンピオンなのか?というところからして、びっくりします。Dahlはたくさん面白く、そしてシュールな作品がありますから、ぜひいくつか手に取っていただければと思います。

 

シリーズ本や多読向けの本が多い作家さんなど、次に読む本を見つけやすい本、を念頭に選んでみました。気になる本がありましたら、そこから広げていっていただけたら嬉しいです。またご紹介いたしますね。。

 

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