あっという間に年末が近づいてまいりましたね。
相変わらずのぼちぼち更新ですみません。
遅ればせながら最近気になっているのが、Errol Le Cainさんの絵本。
本当に美しいですよね、コレクターが多いのもうなずけます。少しエキゾチックな雰囲気、ミステリアスな雰囲気も感じさせる、カラフルでゴージャスな絵本です。
なのですが、実はちょっとご紹介をためらっておりました。というのも、タッグを組む作家さんによって英語のレベルが上下するからです。一般的に言えることですが、絵本は実はちょっと英語が外国人にとっては難しかったりしますよね。シンプルなそぎ落とされた文であるからこそ一つの単語の比重が高くて理解しづらいことがあったりも。
とはいえ、美しい挿絵はむしろ大人向け。大人の英語多読にはある意味ぴったりなのかも、と思って今回のご紹介となりました。
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Thorn Rose
いばら姫、ですね。グリム兄弟の作品です。こちらは英語もわかりやすいので、少し謎めいて美しいCainのイラストを堪能しつつ、楽しく読み進められること請け合いです。
それにしても、13人目の妖精を招待しなかった理由がお皿が足りないって…。かけられる呪いとの均衡がとれてない気が。
Cinderella or The Little Glass Slipper
シンデレラのお話です。シンデレラの衣装も美しく、白黒の絵もあるのですが、これがまた想像力を掻き立てられます。お話はご存じでしょうから、少しわからない単語があっても理解できるかと思いますので、そういった意味からも多読にお勧め。
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The Snow Queen
アンデルセンの雪の女王。これまた女王の絵がとても美しいのです。英語は少し難しめ。
Molly Whuppie
こちらは巨人を賢い女の子が出し抜くお話なので、美しいというよりはちょっとファニーなかんじです。賢い女の子が王様の難題をこなして、王子様と結婚するという痛快な物語です。英語は一部難しい表現がありますが、お話が面白いので楽しく読み進められる気がします。
美しくて楽しい物語が沢山の彼の作品ですが、絶版で高額になっていたりもするので、なかなか手に入れづらいところがあります。図書館などで見かけたらぜひ手に取ってみてください(そんなこんなで今回の本へのリンクは日本のモノ中心となりました。ごめんなさい。タイトルクリックでアマゾンの洋書に飛びます)。こんなに美しいのに、死後に散逸しそうになっていたところを買い集めたのが日本の方、というのも素敵なお話。ただウィキペディアによると子供の頃に日本軍の侵略から逃れるために海外に出ていた時代があるとのことで、複雑な気持ちです。
散逸を免れたErrol Le Cainの作品は、清里の美術館で見られるのだそうです。一度行ってみたい!(冬季はお休みのようです)
えほんミュージアム清里
https://www.ehonmuseum.com/