世界中がコロナで大変な状況ですね。マズルカも唯一自分にできること、Stay Homeに努めたいと思います。。
こんな時は、心があったかくなったり、気持ちが軽くなる本を読みたいですね。というわけで、今回は“子供の頃大好きだった本を英語で読んでみよう”がテーマです。昔日本語で読んだ本を英語で読みなおすと、懐かしさがよみがえったり、また新たな気づきがあったり、再度楽しませてもらえます。
The Little House YL2.5程度
「ちいさいおうち」。石井桃子さんの訳がすてきで、絵もかわいくて大好きな絵本でした。丘の上に建っている、小さいおうち。おうちは変わりませんが、どんどんまわりは変化していきます。。大人になって読み返してみて、いろいろなことを伝えてくれている本だと気づきました。どの世代の人にも、どこに住んでいる人にも、みんなに本で欲しい、そんな本です。
The Rabbits' Wedding YL1程度
なかよしの黒いうさぎと、白いうさぎ。黒いうさぎさんは幸せなのに、この幸せが続かなくなったらどうしようと不安になります。。本当に幸せだと不安になる瞬間があるのかもしれませんね。この本は、母が唯一、英語で読んでくれました。ふんわりした絵と、当時意味はあまりわかりませんでしたが、テンポよい繰り返しが多くて、大好きだったのを覚えています。
My Father's Dragon YL3.5程度
エルマーシリーズはカラフルなりゅうたちの表紙の絵がかわいくて、何度も読みました。1948年と古い本ですが、英文も読みやすく、コミカルさもあるお話なので、皆さん大好きだと思います。Project Gutenbergで無料でダウンロードも可能です。
Pippi Longstocking YL4程度
こちらはスウェーデン人作家、アストリッド・リンドグレーンの作品「長くつ下のピッピ」。昔、テレビドラマにもなっていて、大好きでした。馬とお猿と一緒に一人で住んでいる、怪力少女ピッピが主人公、と聞くだけでワクワクしますよね!
Little House in the Big Woods YL4.5程度
「大きな森の小さな家」。こちらもテレビシリーズ化され、子供の頃よく見ていました。映像からも、本からも開拓時代のアメリカの様子が伝わってきて、どきどき、ワクワク、そして時には恐ろしい気持ちになったのを覚えています。シリーズものですから、お気に召しましたら続けてぜひ。分かりやすい英語で書かれています。私の一番のお気に入りは、ローラの夫の少年時代を描いた「Farmer Boy」です。
A Bear Called Paddington YL5程度
ペギー フォートナムの絵がかわいくて、大好きなシリーズです。「暗黒の地ペルー」から来た、とても紳士なクマ、パディントンがイギリスで引き起こすコミカルなお話。ぜひ手に取ってみてください。もう少し易しい英語のPicture bookシリーズもありますよ!
Mary Poppins YL5程度
メアリー・ポピンズはスーパー・ナニー。でも単なるやさしいナニーではありません。ちょっと皮肉屋で、ミステリアス。子供を子ども扱いはしません。そんなところが大好きでした。英語版も読みやすいです。ぜひトライしてみてください。ジュリー・アンドリュースの映画もいいですよね。。
Daddy-Long-Legs YL6程度
「あしながおじさん」。孤児院の少女ジュディが、見知らぬ篤志家のサポートを受けて女子大に入学します。ジュディが見知らぬそのおじさんに書いた手紙だけで進むこのお話。ジュディが手紙に添えたかわいい(シュールな?)絵も魅力的です。ハッピーエンドで大好きなお話、何度も読んだのを覚えています。英語は少し難しめですが、魅力的なストーリーなのでどんどん読み進められます。お好きでしたら、続編「Dear Enemy」もぜひ。
マズルカが子供の頃に読んだ本なので、少し!昔の本ばかりですが、どの本も古めかしさは全く感じられず、今子供の方、昔子供だった方、みんな楽しんでお読みいただけると思います。あったかい気持ちになれるお話ばかりを選びましたので、ぜひ1冊、手に取ってみてください。大変な世の中になりましたが、みんなで協力してのりきりたいですね。お身体、お気をつけてお過ごしください。