Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 クリスマスに読む本 その4

今年もクリスマスシーズンがやってきました。本当にクリスマスの本って素敵なのがたくさんありますね。これまでも何度もご紹介してきましたが,今回もいくつかご報告したいと思います。

 

Santa's Moose YL0.3程度

Miltonはmoose(ヘラジカ)ですがサンタさんのそりが引きたくてたまりません。そこで…。日本人にとっては,mooseもreindeerも同じみたいに一瞬見えちゃいますが,アメリカの読者さんにとっては大きな違いがあるんですねえ,絵本になるくらいですから。なんてちょっとずれたところで感心したマズルカ。

 

Santa's Crash-Bang Christmas YL1.5程度

Tomie dePaolaのかわいい絵って,本当にクリスマスに向いていますよね。

こちらはついてないサンタさんのお話。トンネルで炭だらけになったり、ソファを壊したり、なんでか袋からシロクマが出てきて大暴れしたり…。あれ,このままじゃおうちの人に見つかってしかられちゃう?!

 

I've Seen Santa! YL0.5程度

リトルベアーはサンタさんがちゃんと来てくれるかどうか心配でたまりません。そこで起きているとお父さんがやってきて…。ああ,そういうことねと思ったそこのあなた!私と同じで大人の感覚に毒されて?ますよ!

 

Santa Claws YL1程度

モンスターの世界のサンタクロースは見た目全然違います。とっても一見怖そう,でも絵が素敵なんです。うまく表現できません!ぜひご覧になってください!そしてモンスター世界でもやっぱりいい子?にしてないとだめみたいなのが笑ってしまいます。

 

The Reindeer Christmas YL3程度

そもそも,なんでトナカイがサンタさんのそりを引っ張っているか,不思議に思ったことはありませんか?実は最初,サンタさんは歩いてプレゼントを配っていたのです!エルフがそりを作ってくれましたが引っ張ってくれる人がいません。そこで広告を出すことにしたのです!象やわになど,たくさんの動物たちが応募してきますが…。

 

Christmas Day in the Morning YL3.5程度

「大地」で有名なパール・バック作品。年を取っても子供時代と同じに4時に起きてしまった主人公。そこでずっと昔のクリスマスのことを思い出します。父さんが自分のことを愛している,そんなシンプルなことにある日気づいた主人公。何か特別なことを父さんにしてあげたい!そこでクリスマスの朝,いつもよりもっと早起きしてミルク絞りの仕事をすべてこなし,もう一度父さんに起こしてもらうためにベッドに入るのでした。とても普通の家族の,シンプルな,でも素敵な愛の物語。

 

The Best Christmas Present in the World YL3.5程度

クリスマスにドイツ兵とイギリス兵が楽しくクリスマスを祝ってサッカーをしたよ,世の中はきっと平和になる,と戦地から手紙を送ってきた夫。でも彼が戦争から帰ることはなかった。そして月日は過ぎ…。

優しい絵とストーリーなのですが,描かれなかった部分に思いをはせると,戦争の残酷さ,そしてそれに巻き込まれた,両国の「普通のよき人々」のことに思い至り,空恐ろしい気もしたり,悲しい気持ちになったり。いろいろな読み方ができる本の気がします。

 

クリスマスの本,の最後に少し悲しいお話をご紹介してしまいましたが,今も各地で戦争が起こり,傷ついている人々がいるこの世界に生きる私たちは,愛について考えるこの時期にこそ,そういった人間の負の側面についても考えるべきなのかな,と思ったマズルカです。皆様、よきクリスマスをお迎えください。

 

もっとクリスマスの本をご覧になりたい方は下記をご参照ください。

 

mazurka.hatenablog.jp

 

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