Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 GRで歴史を学ぼう

大人の英語学習を支えてくれる相棒、Graded Readers(GR)ですが、物語ばかりだと飽きちゃうよ、という方もいらっしゃるかと思います。そんな方へ以前ノンフィクション作品をいくつかご紹介しましたが、今回は大好きな方もいらっしゃるジャンル、歴史ものをいくつか取り上げてみたいと思います。

 

Oxford Bookworms Library 1 47 Ronin YL2程度

何を隠そう、忠臣蔵のお話です。これもGRで、しかもStage 1ですから、多読の入り口で読めるんですよ。短いですので、それぞれの人物像を詳しく描く、までは至りませんが、それでも複数の登場人物を取り上げることで、またそれを英語で読むことで新しい忠臣蔵像が見えてきます。

 

Penguin Readers: Easy Starters THE TROY STONE YL0.5程度

トロイア戦争の時代にタイムスリップした少年のお話。スターターレベルでも歴史もの、あります!タイムスリップという手法を使うことで、逆にリアリティをもって感じられるから不思議ですね。

 

Henry VIII and His Six Wives: 700 Headwords, True Stories YL2程度

有名なヘンリー8世とその妻たちのお話を、最後の妻がその前の妻たちの手紙を読む、という形式で描かれています。短いGRでたくさんの王妃たちの人となりを描くのに、この手紙という形式を採用したのは秀逸!

 

Mary, Queen of Scots (Oxford Bookworms Library, Stage 1: True Stories) YL1.5程度

と思ったらこちらも手紙形式。スコットランド女王のメアリー・ステュアートが牢屋の中から息子にあてて書いた手紙。やっぱり手紙に書くことで出来事と共にその人についても描けるから、わかりやすく、説得力を感じて読めるんですね。

 

Penguin Readers: Level 3 THE HISTORY OF BRITAIN YL3程度

紀元前ローマから、2000年くらいまでのイギリスの歴史をいくつかのトピックに分けて解説してくれています。似たような名前(失礼!)がたくさん出てきてちょっとややこしいですが、これを読んでから、イギリス歴史ものを読むと全体の中の位置づけがわかって、もっと楽しめること請け合い!

 

Oxford Bookworms Library: Level 4:: The Eagle of the Ninth YL3.5程度

こちらはローマ軍のイギリス進軍のお話です。ある部隊がその象徴であるワシの像と共に忽然と消え去る。父の部隊はどうなったのか、ワシはどこにいったのか。息子である主人公がその謎を解くため敵地へ乗り込むが。。ある軍団が消えたこと、ワシの像が発掘されたことは本当みたいですが、そこを結び付けて作られた歴史冒険小説だそうです。シンプルな英語ですが、ハラハラわくわく楽しめますよ。

 

気づいたら、イギリス物が多かったです。個人的嗜好も入ってますが、やっぱり英語の本というところも大きいのでしょうか。

英語の本を読んでいて、欧米の人には当然の背景(だから説明がない)がわからないせいで、少し敷居が上がってしまうと感じる方、多いのではないでしょうか(マズルカもそうです)。GRを読んで英語力と共に歴史力、背景知識もアップしていければ百人力ですね。

手紙、タイムトラベルなどいろいろな手法をとって、私たちにわかりやい英語で歴史を楽しませてくれるGRのライターさんたちに感謝。。。

 

ノンフィクションがお好きな方は以下をご覧ください。

mazurka.hatenablog.jp