ハロウィーンが近づいてきましたね。町はすっかりオレンジ色、とまではいきませんが、ここのところすっかり定着した気がします。
とはいえ日本ではまだ比較的新しい行事?のハロウィーンですが、アメリカなどでは皆さんの生活に昔から定着しているのでしょう、絵本にも沢山ハロウィーンがテーマのものがあります。以前にもご紹介したのですが、またこの季節が巡ってきましたのでいくつかお伝えできればと思います。
Scary, Scary Halloween YL1.5程度
ハロウィーンの町を闊歩するお化けや魔女、ゴブリン。静かにしていないと襲われちゃうよ!とお母さんに言われて、真っ暗な中に隠れているのは誰?ちょっと違った視点から描かれたハロウィーン本です。
This Book Is Haunted YL1程度
本を開いたらタイトルがこんなだったら、そして不思議な生き物が語り掛けてきたら…。子供向けの絵本ですが、なんだか入り口からはまってしまいます。不思議な余韻を残すお話、いじめっ子がとっちめられちゃうお話、などの短編集。I Can Read!シリーズです。
Room on the Broom YL1程度
飛びながらどんどん落とし物をして、その度に拾いに行く魔女さん。拾ってくれた犬やカエルが、とっても丁寧にIs there room on the broom?と聞いてほうきに乗っていくのも楽しい。
There Was an Old Lady Who Swallowed a Bat! YL0.5程度
タイトルを見てなんで?って聞いてはいけません。コウモリに始まって、果てはゴースト、ゴブリン…。どんどんいろんなものを飲み込んでいくおばあさん。繰り返しが多い文章で荒唐無稽なストーリー。お子さんがお好きなのでは?
OLIVIA Loves Halloween YL0.5程度
ブタのオリビアちゃんシリーズ。何に仮装しようか決まらないオリビア。お友達に相談したら、将来なりたいものになったら?とのこと。でもなりたいものが沢山ありすぎて。
Witches' Supermarket YL2程度
ハロウィーンの日。魔女の衣裳をつけたままおばあさんが落としたクーポンを返してあげようと追いかけた先は。魔女のスーパーマーケットって何があるか気になりませんか?不思議なお肉、腐ったたまご。。じっくり絵をみてしまいます。
魔女など恐ろしいキーワードが多いハロウィーンですが、集めてみると意外にほんわかした本が多く集まりました。
あといつも思うのですが、絵本って韻を踏んでいたり、意外に日本人には難しい単語が使われていたりして、一筋縄ではいきませんね。とはいえ、大丈夫、ちょっと不安でも絵が助けてくれます。繰り返し表現が多く、テンポがよく、頭に残りやすいのもありがたいですね。秋の夜長、よろしければいくつかお試しください。