Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 すこしレベルアップしたいときの児童書 その3 

これまでも何度か、Nate the GreatやMagic Tree Houseシリーズから少しレベルアップしてYL4あたりの本が読みたいときにお勧めの本をご紹介してきましたが、今回もいくつかご紹介してみたいと思います。何せこのレベルはたくさん読んだ方が力がつくと思いますので、自分も常に面白いものがないか、探しておりましたし、今でも結構読んでます。

 

Henry Huggins YL4程度

Henryと犬のRibsyの短編シリーズ。クリスマスの劇で主役になってしまったけれどどうにかして逃れたい!とか、お小遣いで2匹のグッピーを買ってきたら大変なことに!とか。日常のちょっとした事件、冒険が描かれていて、ほんわかした気持ちになれること請け合いです。なんと1950年に出版された本なのですが、全然古さは感じませんでした。Boxcar Childrenなどがお好きな方にはぜひ手に取っていただきたいです。

 

Lizzie Zipmouth YL3.5程度

Jacqueline Wilsonの本はYL4~5程度のものが多いですが、こちらは少し易しめです。実はこの作者さんの本はちょっと重そう、と読むのを躊躇していたのですが、読み始めてすぐ、2回目の義理のお父さんと暮らさなければいけなくなったときに、昔の辛い経験から、最初は良くてもすぐにつらく当たられるに違いないから誰とも口を利かない!と決心するLizzieの気持ちが痛いほど伝わってきて、思わず寄り添ってしまいました。なのですが、実はこの作品の登場人物はいい人ばかりで(癖はありますけれど!)、終始温かい気持ちで読み進められました。Jacqueline Wilsonさんの本を最初に読むのにお薦めかも。

 

Chasing Vermeer YL4程度

小学校の同級生二人組がフェルメールの絵盗難事件に遭遇。フェルメールの絵に隠された謎を解き、彼らは絵を無事取り戻せるか?!パズルや謎解きが好きな方にもお勧め。エドガー賞受賞作品。

 

The Case of Drowned Pearl YL4程度

1930年代のイギリスを舞台にデイジー(イギリス人)とヘーゼル(中国人)の女の子二人組が事件に取り組むMurder Most Unladylike mysteryのミニシリーズ。こちらは100ページを切る短さなので、シリーズが気になっている方が試しに読んでみるのにもお薦めです。今回はオリンピックを直前に控えた水泳選手の死の謎に挑みます。短めなのでちょっとあっけないところもありますが、ちゃんと”驚き“が隠されています。

 

Danny the Champion of the World YL4程度

父と子のほのぼのとした物語でありつつも、そこはRoald Dahl。そもそも何のチャンピオンなのか?というところからして、びっくりします。Dahlはたくさん面白く、そしてシュールな作品がありますから、ぜひいくつか手に取っていただければと思います。

 

シリーズ本や多読向けの本が多い作家さんなど、次に読む本を見つけやすい本、を念頭に選んでみました。気になる本がありましたら、そこから広げていっていただけたら嬉しいです。またご紹介いたしますね。。

 

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