以前Magic Tree Houseシリーズなどから少しレベルアップしたいときに読みたい本、つまりYL4あたりの本についてご紹介いたしましたが、やっぱり多読を続けるにはこのあたりの本、面白い本をたくさん知りたいなあ、というのが自分の実感でしたので、引き続きもう少し。今回は古典的名作からいくつかご紹介できればと思います。年末年始の英語多読のご参考にしていただけると幸いです。
The Reluctant Dragon YL4程度
The Wind in the Willowsで有名なKenneth Grahameの古典的名作。そのせいか少し表現や単語が難しく感じますが、ストーリーはシンプルで、風刺と笑いに満ちています。だって、“Reluctant(不承不承、渋々の)ドラゴン”なんて、タイトルからしておかしくありません?ぜひお試しください。
クマのプーさん Winnie-the-Pooh (ラダーシリーズ) YL4.5程度
これを英語で読んでみたい、という方、いらっしゃるのでは。少しクラシカルですので難しい表現もありますが、沢山添えられた絵が助けてくれます。気が付いたらあなたもプーさんワールドに。そして読み終えたら、ちょっとレベルアップ感も感じさせてくれますね。
Five Go Adventuring Again (Famous Five Centenary Editions) YL4.5程度
第1巻の発行は1942年というFamous Fiveシリーズ。こちらは第2巻です。隠し扉に秘密の通路、なんて聞くだけでワクワクしません?やっぱり読み継がれるだけのことはありますよね。
The Story of Doctor Dolittle (Doctor Dolittle Series) YL4.5程度
ドリトル先生がいかにして(必要に迫られて?)動物のお医者さんになったか、がわかります。動物の言葉が話せるなんて、と子供のころ夢中になりました。映画にもなった名作。シリーズものです。
Paddington Abroad YL5.5程度
くまのパディントン。今回は家族旅行でなんとフランスへ!でもちゃんとそこでも頼れる友達を見つけて、大活躍。YL5.5程度ですが、チャプターに分かれていて読みやすく、クスリと笑えるシーン満載なので難しさをあまり感じないかもしれません。
The Velveteen Rabbit YL2.5程度
子供から愛されたら、本物になれる、と言われたウサギ。男の子から大事にされますが。。古典的名著ですので、お読みになった方も多いかもしれません。今回ご紹介のレベルよりは少し低いですが、おまけにご案内いたしました。一度は手にしていただきたい作品です。
上でも書きましたけれど、やっぱり長きにわたって、そして世界中で読み継がれている物語って、それだけの価値、面白さがありますよね。本の力が、少し難しくても読み進めさせてくれる気がします。
今年もコロナで落ち着かない年の瀬となりましたが、皆様お体にはお気をつけて、よきお年をお迎えください。