Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 僕らは少年探偵団!

少年探偵団ものって、皆さんも小さい時に読まれたのではないでしょうか。英米のお子さんもきっとおんなじなのでしょうね、楽しい本、面白いシリーズがたくさんあります。シリーズもののいいところは、背景を既に理解して手に取るので、少し難しい単語や文章があっても、理解、類推しやすいんですよね。そして結構多読の入り口から、ちゃんとそんなシリーズがラインナップされています。いくつか今回ご紹介いたしますので、お気に召したら何冊か読んでみてくださいね。マズルカのように推理小説好きの方はもちろん、ちょっとな、という方も楽しめる作品がいっぱいです。

 

The Case of the Detective in Disguise YL3程度

Jigsaw Jones Mysteriesシリーズ。Theodore "Jigsaw" Jones(本名のTheodoreと呼ばれるのが嫌い)と、Milaのコンビが日常の謎を解決するシリーズ。今回はブラウニーとサイン入りフットボール紛失という2つの謎を追います。いつもシンプルではありますが結構なるほど、という解決なんですよね。今回はJigsawの変装も盛りだくさん(こちらはばればれで笑えます)。

 

The Pinstripe Ghost Yl3.5程度

Ballpark Mysteriesシリーズ第2巻。MikeとKateのいとこ2人組。Kateのお母さんがスポーツライターなので、一緒にいろんな球場に出かけて推理します。以前も第1巻をご紹介したことがありましたが、今回はかのヤンキースタジアムで、ベーブ・ルースの幽霊事件に挑みます。球場の豆知識などもあって、大リーグファンの方も楽しめるかも。

 

The Mystery of the Whispering Mummy YL5.5程度

Three Investigatorsシリーズ。最初の刊行は1964年!確かにメンバーが使用するツールなどはちょっとクラシカルなものもありますが、ストーリーは今でも全然古さを感じません。Jupiter Jones、Peter Crenshaw、Bob Andrewsの3人組がトレーラーハウスの“Headquarters”を飛び出して大活躍。今回はなんと、ささやくミイラの謎。タイトルだけでもワクワクします。ミイラを追ってきた怪しい外国人もちゃんと(笑)出てきますよ!

 

Five Go Adventuring Again YL4.5程度

Famous Fiveシリーズ。Julian、Dick、AnneといとこのGeorge、犬のTimmyの5人組です。推理色はThree investigatorsより低く、どちらかというと冒険もの。でも少年探偵団好きなら絶対楽しめると思います。なんてったって隠し扉に秘密の通路、ですよ!1942年からあるシリーズ。ちょっと子供たちがやや“いいこちゃん”のところがあり、好みが分かれるかもしれませんが(とはいえ今回もGeorgeは自分の正しいと思うところを突き進みます!)、やっぱり読み継がれているものは面白いなあ、というのがマズルカの感想。

 

Enjoy Simple English Readers Edogawa Rampo in English YL3程度

最後はやっぱり日本人としては本家本元、少年探偵団。ちゃんとNHKさんが英語にしてくださってます(ありがとう!)。The man with Twenty Faces 「怪人二十面相」The shining man 「夜光人間」の2編が入っています。シンプルな英語ですが、ちゃんと江戸川乱歩の原作のおどろおどろ感とドキドキ感を感じさせてくれます。昔ポプラ社の少年探偵団シリーズにドキドキしたあなた、ぜひ試してみてください。

 

思いつくままに並べたら、古典作品が殊の外多くなってびっくり。上にも書きましたけれど、やっぱり時代を超えて愛されている作品は、キャラクターもいいし、そして推理も大人顔負けのものが多いですよね。ちなみに今回はNate the GreatやNancy Drewなどの一人探偵ではなく、チームものに焦点を当ててみました。でも少年、少女探偵ものにも沢山よい作品、シリーズがあるんですよね。またこちらについてもおいおいご紹介させてください。

 

少年探偵もの、といえばHardy Boysも外せません。こちらでご紹介しましたのでよろしければご覧になってください。Famous Fiveシリーズがお好きでしたら、Boxcar childrenシリーズもぜひ。

mazurka.hatenablog.jp

 

A to Z mysteries やCapital mysteriesシリーズも外せませんよね。

mazurka.hatenablog.jp

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