前回Magic Tree House同レベルのシリーズ本をいくつかご紹介しましたが、今回はそれと同程度かもうちょっとだけレベルが高いかな、というシリーズを中心に、いくつかまとめてみました。なんてったって、YL3程度ってたくさん読んだほうがいいって書いておられる方、多いですし、マズルカも同感なのです。でもそれだけに、次何読もう?が常につきまとっている気がしております。マズルカと同じ悩みをお持ちの方の少しだけ参考、お役に立てるといいなあと思っております。
Flat Stanleyシリーズ
Flat Stanley YL2.7程度
こちらはMagic tree houseより少し易しいくらいかもしれません。部屋の掲示板に押しつぶされてぺちゃんこになってしまったStanley。それを武器に、封筒に入った友達のところに行ったり、泥棒を退治したり。気楽に楽しく読めます。
Adventures of the Bailey School Kidsシリーズ
Ghosts Don't Eat Potato Chips YL3程度
このシリーズの面白いところは、変な大人が登場して、結局その人たちがモンスターやお化けだったのかどうか、は読者の判断にゆだねられているところです。
今回、4人組はEddieのいじわるな大叔母様のところにご飯を届けに行きますが、その際Howieは屋根裏にいる幽霊に気づいてしまいます!亡くなったはずの大叔父様の幽霊なのでしょうか?
Ballpark Mysteriesシリーズ
The Fenway Foul-up YL3.5程度
野球場で起こるミステリーをKateとMikeの二人組が解決するシリーズ。第1巻の本作では、レッドソックスのFenway Parkを舞台にスタープレーヤーの盗まれたバット探しに奮闘します。お気に入りのバットがなくてはホームランが打てず、レッドソックスは試合に負けてしまいます!無事に探し出せるでしょうか。伏線があったり、犯人探しも一筋縄ではいかなかったり、と児童書だと侮れないストーリー展開です。
Geronimo Stiltonシリーズ
Geronimo Stilton #5: Four Mice Deep in the Jungle YL3.5程度
ネズミのGeronimo Stiltonが主人公のシリーズ。カラフルで文字も怖いところは恐ろしいかんじのフォントになっていたりして楽しめます。言葉遊びも多く、慣れると面白いのですが最初は戸惑うかもしれません。本作では町ネズミのGeronimoが神経症になってしまい!ショック療法でジャングルに連れていかれるお話です。
WAYSIDE SCHOOLシリーズ
SIDEWAYS STORIES FROM WAYSIDE SCHOOL YL4程度
Holesで有名なLouis Sachar作品ですが、こちらはダークでどこかおまぬけなショートショートです。実はちょっとLouis Sachar作品に苦手意識があったのですが、損していました!お子さんも大好きでしょうし、大人もくすくす笑って気楽に楽しめます。数ページ程度の短いお話なので、細切れ時間に読めますから、大人こそお勧め、といえるかも。ぜひ手に取ってみてください。
どうでしょうか、好みは本当にわかれるところですが、参考になりそうなものがあればよいなと思っております。またこのレベル前後の面白そうな本があれば積極的にご紹介できればと思います。マンネリを防いで、楽しく英語多読、続けてまいりましょう。