Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 すこしレベルアップしたいときの児童書 その4

なんとなく一つの壁かな、という気がして時々YL4程度の英語本をご紹介しておりますが、今回もまたいくつかご案内させていただきたいと思います。

 

Operation Bunny YL4程度

みなしごが嫌なお家にもらわれてこき使われ、隣の理解者も死んでしまって、と児童書としてはびっくりの始まりでしたが、魔女との闘い、妖精がでるなどどんどん不思議な展開に。なのですが、この世界観、以外なことに違和感なく楽しめます。絵もほんわかして楽しいですよ。

 

たのしいムーミン一家 YL4.5程度
言わずと知れた”ムーミン一家”シリーズ本。原作は英語ではありませんが、英語でもその独特の世界観は楽しめます。ムーミンシリーズは自然災害が起こるなど、深刻なテーマを内に秘めたものも多いですが、この本ではその影は薄く、子供さんも含めすべての年代で楽しめると思います。ぜひ英語でも読んでみてください。今回のご紹介は難しい単語にルビがついた、ルビ訳バージョン。読みづらいという方もあり、好みは分かれますが、辞書を引く手間が省けて”スラスラ読める”を体感したいときにはいいかもしれません。

 

Dear Mr. Henshaw YL4.5程度
トラックドライバーのお父さんとお母さんが離婚し、お父さんと離れて住んでいるLeigh。大好きな作家さんに手紙を書きますが、反対に質問責めに。憤慨しつつも作家さんにお返事を書きはじめますが…。主人公の手紙と日記でストーリーが進む物語。彼の視線から大人たちの思いも自然に透けて見えてくる、単なるホンワカではない素敵な物語。とってもお薦めです。

 

Many Moons YL4程度
偉い人たちは無理、といったけど、道化師は”賢い人が言うならその通りですね”といいつつも、お姫様に欲しかった月を取ってあげます。そして…。ちょっとシニカルでいいお話です。絵本ですがちょっと文章は難しめ。むしろ大人の方がお好きかもしれません。

 

Theodore Boone Kid Lawyer YL4.5程度
弁護士が主人公の推理小説で有名なジョン・グリシャムの少年もの。Theoは学校の友達などからいつも法律の相談を受けています。両親が弁護士ということもあり、弁護士や裁判官との知り合いも多く、その行動力と知識、そして能力は子供だからと言ってあなどれません。アメリカの法律のシステムが丁寧に説明されていて法律用語と共に勉強になります。取り組む謎も移民問題など、子供の探偵もの、と思って手に取るとびっくりされるかもしれません。シリーズものです。

絵本からジョン・グリシャム作品のように本格的ペーパーバックへの橋渡し的な作品まで、ほんとうにこのレベルの作品は幅広いです。それだけにどの方も楽しんで読めるものが見つかるのではないでしょうか。でも逆にそのせいで、どれを読んでいいかわからなくなる、ということもありますよね。私もまさにそうですが、次何よもう?というのは多読をされている方につきまとう悩みと思います(その一方積読本が増えていることもまた真実で…。)。
そういう方のお役に少しでも立てればいいなあ、と思っています。このレベルの本、たっぷり読んで力をつけていきたいですよね。

 

これまでのYL4程度のご紹介ブログは下記です。

mazurka.hatenablog.jp

 

mazurka.hatenablog.jp

 

mazurka.hatenablog.jp