Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC970点。40代に入っても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 日本の名作を英語で

以前にも書いたことがあるのですが、日本のお話を英語で読むと少し難しくても、また初めてのお話であっても、少し理解がしやすいような気がします(根拠はないのですけれど、試しているところ)。やっぱり何か理解しやすい土壌、基礎知識のようなものがあるのでしょうか。であれば、普段ちょっと手にしづらい古典や名作を、英語で読んでみたらどうかしら、というのが本日のテーマです。

 

 藪の中 In the Woods (ラダーシリーズ Level 1) YL2程度

芥川龍之介著「藪の中」。マズルカお恥ずかしいことに未読でした。一つの出来事を複数の登場人物が語るのですが、これが全く違うお話に。何が真実なのか、ぐるぐるとスパイラルに陥る感覚を簡単な英語で楽しむことができます。

 

落語―Level 2(1300‐word) (洋販ラダーシリーズ) YL2.5程度

脚本形式なので、落語の軽快なテンポの語り口がうまく表現されている気がして、読みやすいです。「初天神」「猫の皿」「饅頭こわい」「目黒のさんま」「芝浜」の5作品です。

 

Botchan 坊ちゃん ラダーシリーズ YL4程度

夏目漱石著「坊ちゃん」。短くしているのでなかなか登場人物の細かな性格などが見えてきづらいのが難点といえば難点ですが、でも英語でもそのユーモア、生き生きとした若さなどを楽しむことができます。久しぶりに原作を再読したくなりました。

 

銀河鉄道の夜 宮沢賢治童話集2 【講談社英語文庫】YL4.5程度

宮沢賢治著「銀河鉄道の夜」「北守将軍と三人兄弟の医者」「土神ときつね」「まなづるとダァリヤ」の4作品が収録されています。宮沢賢治特有の細やかな描写が英語化されていますので、少しとっつきづらい(難しい)ですが、何度か繰り返して、情景を思い浮かべながら読むのがよさそうです。ジョバンニの葛藤が伝わってきて心にしみました。

 

江戸川乱歩傑作選 (ラダーシリーズ レベル5) YL5.5程度

以前少年探偵団をご紹介いたしましたが、こちらは大人向け。怪奇的な「人間椅子」と初期の推理小説作品「D坂の殺人事件」の2冊が収録されています。好みが分かれるこれら作品ですが、乱歩作品の持つ幻想性、独特な質感などを英語でも感じることができました。

 

最後はちょっと趣向を変えて漫画の名作。

英語コミックス 鉄腕アトム [ベストセレクション]YL4程度

Mighty Atom。言わずと知れた手塚治虫先生の名作。アニメでは見ていましたが、コミックで読むとやっぱりいいですね。アトム誕生の秘密(知らなかった!)や、妹ウランちゃんの大活躍作品など、傑作選となっています。マズルカもそうなのですが漫画はちょっと苦手、という方にもとっつきやすいかもしれません。

 

ラダーシリーズ、講談社英語文庫などの日本のGRシリーズは、身近な、またタイトルは知っているけどという日本の名作がたくさん英語化されていて、日本人には手に取りやすく、読みやすいのではないかと思います。多読によって日本語では読めない作品が読めるようになるのが醍醐味ですが、逆にこれまで手にしていなかった日本の名作の敷居が下がる、というのも一つのメリットといえるかもしれません。

 

以下では日本の絵本の英語版などをご紹介しています。

mazurka.hatenablog.jp

 

ラダーシリーズや講談社英語文庫の本をもっと読みたい方にはこちらを。

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