コロナのため、なかなか普通の生活を続けるのが難しくなっていますね。皆さんどうぞお気をつけてお過ごしください。
自宅にいる機会が増えたので多読が進むかと思えば、そうでもないのが難しいところです。
まだ冊数をそこまでこなしていないのであくまで私見ですが、日本語の本の英語版は日本語で未読でも、理解しやすいように思います。背景などが想像しやすいせいでしょうか。皆さんはどう思われますか。というわけで本日は日本語の本を英訳で読んでみよう、のご紹介です。
絵本
Guri and Gura YL1程度
中川李枝子さんと山脇百合子さん姉妹による「ぐりとぐら」。子供の時大好きでした。いまでも「ぐりぐら、ぐりぐら」とテンポよく母が読んでくれたのが頭によみがえります。英語で読んでも楽しいですよ。
The Blue Seed YL1程度
こちらもお二人による「そらいろのたね」。
It Might Be An Apple YL1程度
ヨシタケシンスケさんの「りんごかもしれない」。こちらは英語ではじめてよみました。リンゴに見えるけど、ほんと??当たり前を疑え、なのでしょうか。子供の頃この本があったらよかったのに!
What Happens Next? YL1程度
おなじくヨシタケシンスケさんの「このあとどうしちゃおう」。子供向けの本ですが、死がテーマです。押しつけがましくなく、やさしい目線のユーモアを交えて自然に死、そして生について考えさせてくれる名作です。
Bam and Kero Go Flying バムとケロのそらのたび英語版 YL1程度
Bam and Kero’s sunday バムとケロのにちようび 英語版 YL1程度
Bam and Kero's Frosty Morning バムとケロのさむいあさ 英語版 YL1程度
こちらも私の子供のころにはなかった、バムとケロシリーズ。日本語を先に読みましたが、この無国籍感は世界の子供たちにもおすすめ!
少しレベルを上げて
日本の小説
イン・ザ・プール In the Pool (ラダーシリーズ Level 4) YL4程度
奥田英朗さんの精神科医 伊良部シリーズ第1作。同名短編集から、表題作1作が英訳されています。一風かわった精神科医伊良部に翻弄される本作の主人公を滑稽に感じていたのですが、だんだん誰が“ふつう”なのかわからなくなってきました。。
金田一少年の事件簿―The new Kindaichi files (2) (Kodansha English library) YL6程度
ご存知金田一少年シリーズのノベライズ英語版。漫画の部分を説明的に文章にしているせいか、少し難しく感じました。既読の方にはおすすめかも!
Newcomer (Kyoichiro Kaga 2) YL6程度
東野圭吾さんの推理小説「新参者(しんざんもの)」。東野さんのガリレオシリーズは好きで日本語で読んでいたのですが、こちらは未読。でも英語で読んでいるのを忘れるくらい引き込まれました。短編集なのですが、全体を通して1つのストーリーになっていて、とても多読向きだと思います。おすすめ。マズルカはAudibleで聴き読みしました。
背景や設定を違和感なく理解できるせいか、日本の本の英語版はYLが同程度の他の本より読みやすい気がしています。良い翻訳であることが大切なのかもしれませんが!結構英訳されている本も多いので、多読に積極的に取り入れていこうかと思っているマズルカです。あんまり日本語では読んでないんですが、村上春樹さんとか試してみようかな。。よかったら皆さんも日本語の本の英語訳、お試しあれ。
日本のことが書かれた本も、とっつきやすくてお勧めです。