よく知っていることが書かれた本は、英語のレベルが少し難しくても読みやすかったりします。今日はそんな利点を生かすべく、日本のことが書かれた英語の本、についてご紹介したいと思います。YLは3-4位。日本をよくご存知の方(つまり日本人の英語についてもよくご存知)が著者なので、その意味からも日本人にとって読みやすいです。
ラジオ英会話に出ていらしたケイ・ヘザリさんのエッセイ集です。どれも数ページと短いので気楽に読めます。心優しく、ウィットに富んだ視点から描かれたエッセイ、ほっこり楽しめます。
Kitchen Table Talk
American Pie Slice of Life Essays on America and Japan
Tokyo Wonderland And Other Essays on Life in America and Japan
こちらもラジオ英語、テレビ英語に出ておられたケイト・エルウッドさんのエッセイ集です。タイトルからもわかるように、日本語についてテーマにされているエッセイが多いように思いました。
Takes and Mistakes Twelve Short Tales of Life,Language and Culture in Japan and America
外国の方が書いた日本についてのエッセイを取り上げたとき、この方の本を入れないわけにはいきません!ブライアンW. ポールさんのMy Humorous Japanです。1990年代と、少し昔の本ですが全く色あせません。少しシニカルなところもまたクスリとさせられるおすすめエッセイです。複数巻出されています。
My Humorous Japan
最後はGRから1冊。
アメリカが学んだ日本のエコ生活 Green Tea Living (ラダーシリーズ Level 5)
日本で昔から行われてきた、エコな暮らしについて書かれています。お恥ずかしながら知らないこともあり、興味深く読めました。ちなみにラダーシリーズには、こちら以外にも日本がテーマの本がたくさん出されています。
上記はすべて日本の出版社(最後のGR以外はNHK出版)から出されているため、手に入れるのも比較的簡単です。借りられる図書館も多いのではないでしょうか。この点からもお勧めといえるでしょう。
最初に日本がテーマなので「よく知っていること」だからわかりやすい、と書きましたが、実は読み始めてみると、自分では見過ごしてしまっていたことや、まったく違う視点から書かれていること、など、目から鱗がいっぱいでした。そして何よりも面白いんです!皆さんも思わずにやり、とすること請け合いです。ぜひ1冊手に取ってみてください。多分、次も次も、となると思います!