Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 ミステリーで多読 2

以前、Graded Reader(GR)で名作ミステリーを読む、のテーマでご紹介しましたが、今回はGRのオリジナル作品を中心に、面白いミステリーをご紹介したいと思います。もともとミステリー好きのマズルカですが、続きが気になって読み進められるミステリーは、英語多読にとても向いていると思います。普段あまり読まれ無い方も、ぜひ試してみてください。

 

Mystery In London (Oxford Bookworms Library: Crime & Mystery: Starter) YL1程度

推理しながら、自分で選択肢を選びつつ読む、という面白いつくりの物語です。ストーリー自体はシンプルですが、こういった遊び心がある本もいいですね。なんといっても多読初期からミステリーが読めるのがいいです!

 

フィヨルド殺人事件 The Fjord Murder (ラダーシリーズ Level 1) YL2程度

殺人を偶然目撃した兄妹が犯人探しをする物語。シンプルな英語ですが、しっかりしたミステリー&冒険ものです。

 

High Life, Low Life Level 4 (Cambridge English Readers) YL3程度

二人の老婦人(一人は大金持ち、もう一人は路上生活者)の死をめぐり、二人のこれまでの人生が見えてきます。ドラマティックな盛り上がりはありませんが、ひきつけられます。シリーズものですので、お気に召した方はぜひ他の本も読んでみてください。

 

Penguin Readers: Level 4 DETECTIVE WORK YL4程度

博物館のアルバイト中に盗難事件が発生。嫌疑をかけられた主人公が真犯人探しをする、というストーリー。

 

Man Hunt Level 4 Intermediate (Cambridge English Readers) YL4程度

さすがGRの名手Richard MacAndrew作品、シリアルキラーの独白と、警察の推理が交互に語られて引き込まれます。

 

Death in the Dojo Level 5 (Cambridge English Readers) YL5程度

空手家殺人事件を追う女性記者。次第にこれが30年前の事件につながっていることがわかってきます。途中で日本が出てくるのも日本人にはよいですよね。

 

The Spider Bites (Rapid Reads) YL5程度

ESLの学生や、読み書きに問題をかかえる大人のためのシリーズRapid Reads。大人をターゲットにしているのでシンプルな英語でもちゃんと楽しめる内容になっています。本作は、しばらく家を離れていた元刑事が家に戻ってみると別人が家に住んでいて、しかもその家が焼けてしまう、という驚きの展開からストーリーが始まります。おすすめ。

 

オリジナルといえば、Cambridgeということで、自然にCambridge English Readers作品を複数ご紹介することになりました。好みにもよりますが、オリジナル作品はリトールド版に時々感じる違和感がなく、もともと大人向けにかかれているものも多いので、大人の多読者に向いているような気もします。ぜひ試してみてください。

 

名作のリトールド版GRでミステリーを楽しんでみたい方は、下記をご覧になってください。

mazurka.hatenablog.jp