Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC970点。40代に入っても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 老人ホームで大活躍; The Thursday Murder Club

またおじいさんとおばあさんが主人公のお話ですが、今回はミステリーのご紹介。なんだか前回のテーマの続きのようですね。マズルカよっぽどおじいさん、おばあさんが活躍するお話が好きみたいです。

 

The Thursday Murder Club

今回は老人ホーム(とその周辺)で起こる連続殺人事件に挑む、ホームのおじいさん、おばあさんたちのグループThe Thursday Murder Clubのお話です(元看護士、元労働運動家などメンバーも多彩)。老人ホームといっても、アクティブで、恋愛あり、お酒たくさんあり。オーナーが嫌な奴、という設定なんですけど、読んでいる私からしたら優雅なホームでうらやましい(もしかしてオーナー、いい人なの?)。海外には結構こういう素敵なところあるんでしょうか。。最初は暇に任せてコールドケースの洗い出しをしていたメンバーですが、なんと実際の殺人事件が!そのうえ古い骨がそばの修道院墓地から掘り出されたりして。

 

作者のリチャード・オスマンさんは英国のコメディアンなのだそうです。なるほど、文章が軽快で、そしてちょっとした笑いがちりばめられていて、楽しく読めます。ストーリーも二転三転、どんどんいろんな人が怪しく見えてきます(しまいはあの人まで怪しい気が…)。結論は…書けませんけど、どうかなあ、あんまり意外性をどんどん追求しすぎると難しいのかしら、でもこれは読んだ人によるかも。

 

2020年発売ですから、マズルカにしては新しめの作品。

もうタイトルからして、クリスティの名作「火曜クラブ」を思い出すのですが、そしてその通り、いわゆる推理小説なのですが、そこに留まらず、仲が良かった友人が意識不明でもう寝たきりになってしまったことなどから感じる老いへの不安、永遠の別れへの不安、伴侶を失う悲しみなどが、押しつけがましくなく、ストーリーの中で自然に語られます。

 

章によって視点がかわったりと工夫も凝らされ、むしろミステリーというより、しゃれた会話やストーリーを楽しむ本なのかな。。文章自体がそんなに難しいわけではないですが、ここ絶対笑えるところのはずなのに~、とググったり単語を調べたり、というところがそこそこありました(無念)。単語もそうですが、文化的な背景、一般的知識を理解していないと(リンゴの種類とか・・)笑えないから、実はコミカルな文章は敷居がちょっと高かったりしますね。といいつつ、気楽に読んでも楽しいですから、よかったら手に取ってみてください。第2巻もでてるみたいです。読んでみようかな。

 

 

 

日本語訳ももう出ています。

 

クリスティの名作はこちら

 

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