先日はちょっとダーク、シュールな絵本をご紹介しましたので、今回はうってかわって、読むだけでほんわかするような本をご紹介したいと思います。
Library Lion
YL0.8程度。ライオンのお話、と思って想像するとちょっと面喰いますよ。本が大好きでルールを守って図書館に通うライオンなんです。でもある日。。本好き、図書館付きなら心をつかまれること請け合いです。
Joseph Had a Little Overcoat
YL0.8程度。ジョセフが大事なコートをどんどんいろんなものにリメイクしていきます。絵がとてもカラフルです。押しつけがましくなく、モノを大切に使うことの素晴らしさを教えてくれます。
The Kissing Hand
YL1程度。お母さんがくれた素敵なおまじない。今度はお母さんに返してあげます!絵がとっても素敵なので、一度ご覧になってみてください。こちらもシリーズものです。
What Happens Next?
YL1程度。「りんごかもしれない」のヨシタケシンスケさん作品。亡くなったおじいさんが残したWhat happens next?というノートを見て、孫の僕はいろいろと考えます。ノートには天国や地獄についてユーモアを込めて描かれています。おじいさんは死ぬことが怖くて書いたんだろうか?その答えはわからないけれど、孫の僕と一緒に、読者の自分も一歩前に進ませてもらったような気がしました。
Can't You Sleep, Little Bear?
YL1.5程度。Little bearは暗闇が怖くて寝られません。何度も怖くなって呼ぶlittle bear、その度読みかけの本をおいてそばに行くBig bear。絵もやさしいタッチであったかくなります。シリーズものですのでお気に召しましたらぜひ何冊か。
同じくMartin Waddell作品の「Owl Babies」もお勧めです。
Nana Upstairs and Nana Downstairs
YL1.5程度。Tomie dePaola作品。1階にいるおばあちゃんと、2階にいるひいおばあちゃん。トミーは二人とも大好き。最後は少ししんみりします。
The Relatives Came
YL1.5程度。マズルカが大好きなCynthia Rylant作品。子供のころ親戚が集まったときの待ち遠しさ、楽しさ、でもちょっと疲れてしまったりする気持ちなどが、詰め込まれています。うなずきながら読めました。
Badger's Parting Gifts
YL2.5程度。大切な人との別れ、について考えさせられる、素敵な絵本です。子供の頃に読みたかったな。。
Write to Me: Letters from Japanese American Children to the Librarian They Left Behind
YL2程度。第2次世界大戦時、収容所に入れられた日系アメリカ人の子供たちと図書館司書さんとの交流。戦争の恐ろしさを静かなタッチながら感じさせてくれる作品です。心あたたまる、からは少し外れるかもしれませんが、読んでみていただきたいです。
広く、“こころあたたまる”本を選んでみたら、自然に動物や、大切な人との別れ、がテーマのものが集まりました。このブログではまずテーマを決めて、そこからテーマに関する自分が好きな本を挙げていっていますが、自分はこういうのが好きなんだなあ、こういうテーマに感動するんだなあなど、書くことで改めて考えさせられることも多いマズルカです。
上記の本がお気に召した方は、下記もいかがでしょうか。