Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語 子供向け表現 scared the tuna salad out of someone!

本日は近頃絵本を読んでいて学んだことをご報告します。 

先日Mo Willems作「Leonardo the Terrible Monster」を読んでいて、以下のような表現に出会いました。みそっかすのモンスター、レオナルドがやっと人を驚かすことができた(と本人がおもって)叫ぶシーンです。

I did it! I’ve finally scared the tuna salad out of someone!

Tuna salad?? 物語の前にも後にもツナサラダは全く出てきません。

辞書でも“scare the hell out of”など似ている表現は出てきますが、上記の表現はみあたりません。またtuna saladに特別な意味などはなさそうで。。

 米国人の知人に聞いてみたところ、私見だけど、とした上で以下のようなことを教えてもらいました。

子供向け絵本などでは、あまり過激な表現は使わないようにして、例えば上記表現では、よく大人はhellやthe devilなどを使いますが、それらの代わりに、子供でも分かるtuna saladを使ったのでは?とのこと。なるほど。。確かに日本語でもそれに近い言い換え、ありますね!

 

その方が、ご自身がよく使う表現として挙げてくださったのは

“It scared the living daylights out of me!”という表現でした。

living daylightsのかわりに、上でも書いたhellやcrap(これもちょっとお下品)、それからあんまりここでは書けないような表現・・もあるそうです。気になる方は辞書をひいてみてください、沢山あります。。なるほど、子供さんには使ってほしくないかも。

 

少し話はずれますが、十戒の「神の名をみだりに唱えてはならない」から、驚いた際の“Jesus!”のかわりに、“Mercy!”とおっしゃる方もあるのだそうです。特に年配の女性の方など。これも上記の子供向け表現と同様、ある種の言い換え表現かもしれませんね。 

このように、子供向けの絵本でもびっくりすること、学ぶことがあって侮れません。

やはり背景や文化を知らないと、わからないことたくさんありますね。そいういったことを少しずつ学んでいけるのも多読のステップ、醍醐味なのかな、と感じたマズルカでした。

それにしても、tuna saladかあ。。さすがMo Willems!

 

(ご参考までに)

Mo Willemsというと、有名なシリーズがたくさんありますね。以下、ご参考までに。多読の入り口にお勧めです!

 

Should I Share My Ice Cream? (An Elephant and Piggie Book) YL0.5程度

シリーズものです。ぞうさんはアイスクリームを食べようとしますが、友達のPiggieも大好きなことに気づき。。表紙を見ただけで、ぞうさんの葛藤?が笑えます。

 

The Pigeon Finds a Hot Dog! YL0.5程度

Pigeonがホットドッグを食べようとすると、友達のDucklingが食べたことないな~、どんな味なの?と、とどんどん話しかけてきます(チキン味?とかって・・ブラック)。。ぷんぷんするPigeonですが、最後は。。Pigeonのお話、こちらもシリーズになっていますからぜひ手に取ってみてください。