英語多読を続けていると、欧米の行事についての記載に遭遇することがよくあります。セントパトリックスデイ、ハローウィーンなど、言葉としては知っていますが、あまり深くはわからないイベントもたくさん。でも英語の本では知っていることを前提として書かれていますから、いまいちすっきりしない、またそのためにより読みづらい、理解しづらいということもあるのではないでしょうか。
そんなときにおすすめのシリーズを本日はご紹介いたします。
Gail Gibbonsの“~ is...”シリーズです。
たとえば Chiristmas is... Hallween is...など数冊出ています。
子供たち向けに易しく、その行事の歴史的・文化的なりたち、現在のお祝いのしかた、シンボル(たとえばヴァレンタインデーならハートやキューピッド)などなど、絵と文章で分かりやすく説明してくれていますので、日本人の入り口としてもぴったりです。いずれもYL1程度、易しい英語で書かれています。
ウィキペディアで調べるのもいいですが、まずはこんなかわいい本でとっかかりとするのはいかがでしょうか。以降の多読の大きな助けになること、請け合いです!
以下ご紹介いたします。
Valentine's Day is...
まずは、来月に近づいているヴァレンタインズデー。ご存知の方も多いかと思いますが、日本とは違って家族などを含む、すべての愛する人にに対するイベントなんだな、というのがよくわかります。
Christmas is...
クリスマスは知ってるよ、と侮るなかれ。聖ニコラウスのお話や、クリスマスといえば、のポインセチアについてなど、結構へえ~という情報が満載でした。
Halloween is...
日本でもここ数年急に定着した感があるハロウィーンですが、意外に知らないこと満載です!
ST. PATRICK'S DAY
これはタイトルに”is"がないんですが、同じ作者の本です。セントパトリックスデイって結構洋書を読んでいると出会いませんか?お恥ずかしいことに、単にアイルランド関係のイベント、としか認識して無かったのですが、なるほど~がいっぱいでした。おすすめ!
Thanksgiving is...
収穫感謝祭も結構歴史的背景が深くて、日本人にはわかりづらいですよね。ネイティブ・アメリカンの人々とメイフラワー号でアメリカに渡った人々との関わりから、現在の感謝祭のお祝いの仕方まで、多岐にわたって記載されています。
行事だけでなく、聖書やギリシャ神話など、当然知っているとしてかかれている背景がわからなくて、余計に洋書が読みづらいこと、ありますよね。すべてをいっぺんにつぶすのは難しいですが、こんな本なら、気楽に多読の一環で知らず知らずのうちに知識が増えて、今後の読書を助けてくれますよね!ぜひ試してみてください。