英語多読を続けていく楽しみでもあり、悩みでもあるのが、次にどの本を読もうか、という点ではないでしょうか。そんなとき、お気に入りのシリーズがあれば、知らず知らずのうちにワード数が増やせます。Magic Tree HouseやA to Z Mysteriesなど、有名なシリーズはたくさんありますが、今日はマズルカが大好きなものを児童書、GRの両方からいくつかご紹介したいと思います。
Capital Mysteriesシリーズ
A to Z Mysteries で有名なRon Royの作品です。こちらはお母さんが大統領と結婚してホワイトハウスに住むことになったKCが友達のマーシャルとともに大統領も巻き込んで探偵を行う、という奇想天外なストーリーです。なのですが、不思議とあまり違和感をかんじないのはさすが、Ron Roy。子供の推理ものですが、このように特殊な設定のためFBIの建物での事件やスミソニアン博物館の事件など、大人顔負けの事件を扱います。YL2後半から3程度。
Capital Mysteries #2: Kidnapped at the Capital
大統領とKCのママが誘拐されてしまいます！
Capital Mysteries #4: A Spy in the White House
ごめんなさい、ちょっとネタ晴らしですが、この巻でママと大統領が結婚します。なので1から4は順番に読むことをお勧めします。ただ5巻以降はお好きな順で。。勿論4巻でも事件が発生しますよ。
Bernie Magruderシリーズ
こちらは、YL3後半くらい。Magruder一家は、これまでお父さんがお仕事を転々としてその度に引っ越しをしていたため、やっとお父さんがホテルの支配人の仕事を得て定住できたので、この町で楽しく長く住めるよう、子供たちもお父さんのお仕事に協力を惜しみません。それなのに、死体がホテルで発見されたり、海賊騒ぎが持ち上がったりと次々にトラブルが発生。2万語近くと少し長めですが、ほのぼのしつつもいろんな謎が持ち上がるので楽しんで毎巻読めます。おすすめです。
Bernie Magruder and the Case of the Big Stink
ガス事件の犯人探しにのりだすバーニー。
Bernie Magruder and the Disappearing Bodies
死体が発見され、それが忽然と消え失せます。
Bernie & Magruder The Pirate's Treasure
海賊の隠した秘宝をめぐって町は大騒ぎ。大挙して人が押し寄せてホテルは大繁盛。ところが怪しい男がホテルにやってきて。。
Inspector Loganシリーズ
今度はGR。Cambridge English Readersの有名シリーズです。このシリーズの良いところは巻が進むごとにレベルアップしているところです。自然にレベルを上げて読んでいけます。順番に読まれることをお勧めいたします。
Inspector Logan
Level1。Inspectorである女性ローガンと、部下の中年男性グラントとの関係も描かれ、ワード数制限がある中、シンプルですが、それなりに読みごたえがあります。
The Princess Diariesシリーズ
ラブコメの名手、Meg Cabot作品のリトールド版。Macmillanから出ています。
ある日突然ヨーロッパの小国のプリンセス（皇位継承者）となったNYの女学生ミア。でも気になる男の子もいて、悩みはつきません。。奇想天外な設定部分と、ミアの普通の学生生活とがうまくリンクしていて、自然に感情移入できます。
１と2はElementary Level（YL3弱くらい）。３と4はPre-Intermediate Level（YL3.5くらい）とこちらも順を追って読めばレベルアップできます。
The Princess Diaries
ミアの日記形式でストーリーが進みます。エキセントリックなおばあさまも登場し、ミアは大わらわ。
このほかにもたくさんおすすめシリーズがありますので、またぜひご紹介できればと思います。。気に行ったシリーズものが発見できれば自然にたくさん読めますし、設定がわかっているため、少しレベルが高くても無理なく読めるというメリットもあります。ぜひお気に入りのシリーズ、見つけてみてください。
