前回書きましたように、図書館司書資格取得の勉強をしている間、英語多読の時間がめっきり少なくなっておりました。終了のめどがついて久しぶりに手に取った洋書がアガサ・クリスティの「五匹の子豚(Five Little Pigs)」です。
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Five Little Pigs
これはポアロが母親の無実を信じる娘の依頼により、昔の事件を掘り起こして真実にたどり着く、というストーリーです。タイトルは、マザー・グースの童謡がもとになっていますが、「そして誰もいなくなった」などのような見立て殺人事件ではありません。
5匹の子豚、になぞらえた5人の人物にポアロが聞き取りを繰り返して、真実にたどり着くのですが、このため何度も同じお話が繰り返され、ある意味淡々とした印象があります。ただ、そこが英語多読向いているな~、というのが今回読んでみての感想です。
勿論切り口は異なるのですが、同じ日の出来事について何度も繰り返されるので、最初にあれ?と理解できないことがあっても、また次に出てくることで少しずつ理解度が高まって、辞書に頼らなくても状況が理解できていくのです。勿論最後は、さすがクリスティ、アッというどんでん返しが待っておりますので、ミステリ好きの方にお勧めです。
古典といってもよい作品ですので、ジェットコースター的な物語ではなく、少し最初は単調に感じるかもしれませんが、少しずつ読み進めていけば腑に落ちてきますし、ものすごく長いわけではありませんので、ペーパーバック初心者の方にも手に取っていただきやすいかと思います。
またぼちぼち多読を続けていきたいと思います。よろしければお付き合いくださいませ。
まず日本語で読んでみたい方はこちら。
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ペーパーバックの前の足慣らしにクリスティが読んでみたい方へ。
よろしければ、以前の記事もご覧ください。