Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC970点。40代に入っても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

HomonymsとHeteronyms、そしてPlain Language

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先日アメリカの友人から、英語を勉強するならこういうのも面白いのでは、とHomonymsとHeteronymsの例文がいくつか送られてきました。

 

Homonym(同形同音異義語)とは、right(正しい)とright(右)のように、同じ発音なのに意味が異なる語、そしてHeteronym(同形異音異義語)とは、lead(導く[líːd])とlead(鉛[léd])のように、スペリングが同じでも発音と意味の異なる語のことです。

 

実はマズルカ、すぐにはどちらなのか、つまり同音か異音か、が判断できないものもあり、いつもいい加減に発音してるんだなあと反省しきりでした。

 

例えばこちらは、Homonym(同形同音異義語)の例。

The dump was so full that it had to refuse more refuse.

refuse(動詞の拒絶する)とrefuse(名詞のゴミ)。

 

そして、これはHeteronym(同形異音異義語)の例。

We must polish the Polish furniture.

polish(磨く[pɑ́liʃ /pɔ́liʃ])とPolish(ポーランドの[póuliʃ])。

 

ゴロもいいですから、口に出してみて正確な発音と意味を理解するのは、どのレベルの方にとっても大切な気がします。

 

ちなみにこれらの文章、アメリカ政府のオフィシャルウェブサイトに掲載されています。

www.plainlanguage.gov

平易な言葉を使うことで連邦機関の時間とお金を節約し、アメリカ国民によりよいサービスを提供することを目的に作られた、Plain Language Action and Information Network (PLAIN)という連邦職員のコミュニティが作ったサイトだそうです。

などと書きますとお堅い雰囲気の気が致しますが、リソースの中には “Humor”という項目もあり、そこでHomonymsとHeteronymsが取り上げられています。

なんとタイトルは「Reasons Why the English Language is Hard to Learn」ですって、確かに(笑)。上記で上げた以外にも沢山文例がありますからよろしければ訪ねてみてください。

 

Plain languageの概念は以前から取り上げられていますが、アメリ内務省のページを見たら「Plain Language Writing Act of 2010」つまり法律が存在するんですね。目的は「国民が理解し利用できる明確な政府コミュニケーションを推進することにより、国民に対する連邦機関の有効性と説明責任を向上させること」だそうです。

The purpose of this Act is to improve the effectiveness and accountability of Federal agencies to the public by promoting clear Government communication that the public can understand and use.

www.doi.gov

 

近頃身近になってきたSDGSの場面でも下記のように重要視されています。

“To get ordinary people on board, SDGs should be communicated in plain language…”

montenegro.un.org

 

確かに平易な言葉で国民に説明することは、様々な人種(その中にはおそらく英語が得意でない方も含まれる)が生活する国々では重要なことですし、ウィキペディアによりますと、「官公庁への国民からの問い合わせが減少、意思疎通が原因で生じた訴えや訴訟のコストが激減。納税者が法的義務を果たし、パフォーマンスが向上」したのだそうです。単に市民サービスというより、政府の実利としても目に見えて効果があるのですね。

 

平易な言葉で理解を高めることは、母国語としない英語でコミュニケーションをする必要がある人の多いグローバル社会でも必須の考えといえるでしょう。いろいろとPlain Englishに関する書籍も見かけます。と言いつつ、ついつい回りくどい表現になってしまうマズルカ。シンプルに自分が言いたいことを正確に表現する、を心がけていかねば、です。気になって読んでみようと思っている本たちは以下です…。

 

Plain Words

Sir Ernest Gowersの1948と1951年の書籍が元になっているそうです。このころからPlain languageの必要性が唱えられていたのですね。古典。

 

ケリー伊藤のプレイン・イングリッシュ講座

日本のプレイン・イングリッシュの草分け、ケリー伊藤さんのご著書。

 

伝わる短い英語: アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア 政府公認 新しい世界基準Plain English

Japan Plain English & Language Consortium代表浅井 満知子さんのご著書。