英語多読をされる折にMagic Tree Houseシリーズを読まれる方、たくさんいらっしゃると思います。そしてシリーズを読み終わった、もしくはちょっと飽きてきたけれど、同じくらいのレベルで次は何を読もう、と迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時にお勧めのシリーズを今回はいくつかご紹介したいと思います。
Junie B. Jonesシリーズ
幼稚園児のJunie B.(シリーズが進むと少しずつ大きくなります)。大人のことわざ的表現を誤解して突っ走ったり、ちょっとずるかったりするんですが、それがとても魅力的。なんと、ウィキペディアによると、”the American Library Association's list of the Top 100 Banned or Challenged Books from 2000 to 2009”に選ばれた、という不名誉な評価。お子さんには勧められない、ってことみたいです。でも、一生懸命でとってもかわいいのです。お子さんも好きだと思うな。。
Junie B. Jones and a Little Monkey Business YL3程度
第2巻。なんとJunie B.に弟か妹ができることに!Surpriseと両親から言われたけれどちっともうれしくありません。でも病院で弟に会ってきたおばあちゃんが、ちっちゃなお猿さんだというのです!お猿さんならうれしい~!いわゆる“いい子”でないところもまたかわいいJunie Bです。
Horrible Harryシリーズ
こちらはウィキペディアによると”It is normally used in American elementary schools for teaching reading”とのことで、うってかわって推薦図書みたいなかんじでしょうか。確かに、Harryは”Horrible”とタイトルではありますが、そして、お勉強なんかは関心がなさそうですが、正義感あふれるいい子なんです。とはいえ彼の暴走に、親友で、そして物語の語り手でもあるDougは振り回されてばかり。。
Horrible Harry and the Dungeon YL3程度
第7巻。校長先生が、悪いことをした子は地下牢に送る、とアナウンスをしました。地下牢がどんなところか知りたいHarryは友達の身代わりになって地下牢へ。Harryを救い出したいけど、それには同級生の罪を先生に告げ口することになってしまう、と悩むDoug。授業で蝶を育てるシーンがあり、蝶の種類など、新しい単語も学べました。
A to Z mysteriesシリーズ
Capital Mysteriesシリーズは以前ご紹介しましたが、同じ作者Ron RoyさんのA to Z mysteriesシリーズもはずせません。有名ですから、既に読まれた方も多いかもしれませんね。。
The Bald Bandit YL3程度
第2巻。今回Dink、Josh、Ruth Roseの3人組は、人探しに奔走します。ミステリーというよりは3人の冒険もの、ってかんじでしょうか。大人も楽しく読めます。
Boxcar Childrenシリーズ
もはや古典、ですがマズルカも大好きなBoxcar Childrenシリーズ。既にご紹介しましたが、やっぱり外せません。いい子、いい人しか登場しないので好き嫌いがわかれるかもしれませんが、是非1冊トライしてみてください。レベルはYL3程度と同じくらいなのですが、今回ご紹介した他のシリーズより長さが2-3倍ありますので、ボリュームがある本を読む体力強化?にもなりそうです。
Surprise Island YL3程度
第2巻。夏休みをおじいさんの島で過ごすことになった4人兄弟。びっくりするような大きな出来事が起こるわけではないのですが、ホンワカ楽しく読めます。
気にいった本があってこれと同じくらいのレベルの本をもう少し読みたい、と思ったときになかなか良いもの(自分にあったもの)が見つけられない、という悩みがあった(そして今もある)マズルカ。そんな方の参考になればいいなあと思っています。シリーズものは1冊読んで面白かったら、続けていくつか安心して読める、という利点がありますよね。
多読を続けていく際、YL3程度の本は沢山読みたいですよね。またMagic Tree Houseと同じ位のシリーズ、そしてもう少しレベルアップしたいときのシリーズ本なども、今後ももっとご紹介できればなあと思っています。
Capital Mysteries他、児童書、GRのシリーズものをご紹介しています。
Boxcar Children他、児童書シリーズで古典と呼ばれるようなシリーズものをいくつかご紹介しています。