Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

英語多読 ブラックユーモアがきいた絵本、ちょっとシュールな絵本

 

絵本というと、かわいらしかったりほっこりしたりするものが多いですが、中には、あれ、絵本なのにいいの?というくらいシュールだったり、ブラックユーモアにあふれていたりする本もあります。こういった本は大人でも(というか大人こそ)楽しめますよね!今回はそんな本を作家さん別にいくつかご紹介してみたいと思います。 

Jon Klassen

 ブラックユーモアといえば個人的にはこの作家さん、外せません。

 

I Want My Hat Back YL0.5程度

くまさんの帽子がなくなってしまって、探しにいきますが。。一瞬かわいい絵なのですが、目がこわくって、ネタバレになるのであまり書けませんが、シュールなストーリーです。3部作になっているので、気にいったらぜひ残りの2冊、This Is Not My HatWe Found a Hatもお試しください。

 

Extra Yarn YL2程度

こちらはKlassenがイラストを担当。最初の白黒の世界がアナベルの毛糸でどんどんカラフルに染まっていきます。途中呪いをかけられてもへっちゃら、なところが逆に私はブラックにかんじました。深読みしすぎかしら。

 

John Burningham

大好きな作家さんです。マズルカ的に外れがあんまりないというか。。ぜひ手に取ってみてください。

 

Would You Rather? YL1程度

Would you rather?の表現が繰り返されるので、少し慣れることができました。

でもWould you rather?と言われる選択肢はどれもご免こうむりたいものばかり!

 

John Patrick Norman McHennessy: The Boy Who Was Always Late YL1.5程度

すごく長いタイトルですよね!毎日頑張ってるのに遅刻しちゃうJohn Patrick Norman McHennessy。その理由がすごすぎて、先生に信じてもらえません。でも。。

 

Oliver Jeffers

シュールというよりは、静かな雰囲気がただよう作品が多いのですが、上記2作家がお好きな方は気にいるかと思いあわせてご紹介です。

 

Lost and Found YL1程度

ある朝家の扉を開けたらそこにペンギンがいました。意表を突くはじまりですが、なんだか納得して読み進められます。嵐がきたりするのですが、それでもなぜか全体を通して静寂が感じられます。お気に召した方はHow to Catch a Starなどシリーズのほかの本もどうぞ。

The Day The Crayons Quit YL1.5程度

こちらはJeffersが絵を担当。クレヨンたちから持ち主であるダンカン君への不平不満?!満載のお手紙が届きます。それぞれの色のクレヨンで書かれている手書き風なのでちょっとよみづらいですが、味があります。第2弾The Day The Crayons Came Homeもどうぞ。

 

最後に少しYL高めの作品を。といっても絵もいっぱいで読みやすいですよ!

Gail Neiman

Fortunately, the Milk YL3程度

Coralineなどで有名な、Gail Neiman作品。お父さんがミルクを買いにいったっきり全然戻ってきません。ようやく戻ってきたお父さんに理由を聞くと。。その理由がすごいです!信じるか信じないかは…って言いたくなります。

 その他のGail Neiman作品では、下記、不思議な本のテーマで既にご案内した、The Wolves in the Wallもシュールな作品でおすすめです。

 

いかがですか、ちょっと読んでみたいと思われた本があるといいのですが。多読者必須本?ロアルド・ダールがお好きな方にはぜひ手に取っていただきたい本ばかりです。

 

 上記の絵本が気に入られた方にはぜひこちらもご覧ください。

mazurka.hatenablog.jp