英語多読を続けていると、ジレンマに陥りませんか?知らない単語を辞書で引きたい。。でも英語多読ルールでは「辞書はひかない!」とされています。
そんなとき、いい本があるんです!その名もFancy Nancy。ディズニーで作品化もされているみたいなので、ご存知の方も多いかもしれません。
表紙は。。下のような感じです。あ、これ無理!と男性の方は特に思ってしまうかもしれません。でも、負けずに手に取ってみてください!なぜなら。。
Fancy Nancyが多読に向いている理由
Nancyはおしゃまさんで、おしゃれなものが大好き。単語もフランス語を使ってみたりと、ゴージャスな表現にあこがれています。
例えば、I can readシリーズに入っている「Fancy Nancy sees stars」では、
~the sky is full of stars. They are brilliant! (That's a fancy word of shinny and bright.)
I get a brilliant idea. (Brilliant also means very smart.)
と書かれています。
こんなかんじでストーリー中ずっと、ちょっと難しいな、と思われる言葉(つまりNancyいわく“fancy word”)が出てくるとすぐ後ろに、易しい単語での言いかえが記載されているのです。ですから、まったく辞書を引くことなく、本を読み進めるだけで、たくさん新しい単語が学べちゃうんです!
Fancy word、Nancyの意図するところはゴージャスな言葉というかんじでしょうか。英辞郎で調べると、“聞こえ[響き]の良い言葉”、とありますが、Webster辞書でfancyを検索すると、最初に“not plain”と出てきます。つまり大体においてちょっと難しい単語のことが多いイメージですよね。実際、知らない単語にも結構出会いました。かわいい絵にだまされちゃいけませんね!
オフィシャルウェブサイトによると、I can readシリーズだけでなくより小さいお子さん向けの絵が多いシリーズや、少し大きなお子さん向けのNancy Clancyシリーズもあります。いずれも“fancy wordsを後からシンプルな単語で説明してくれる”というパターンは同じですので、お好きなレベルをご覧ください。どの本も一話完結ですので、お好きなお話を選んで大丈夫。
ただ小さいお子さん向けのシリーズは文章も、かわいい絵文字で書かれているので、かえって読みづらいかもしれません。
こちらが小さいお子さん用。サイズは少し大きめ。
こちらがI can readシリーズ。この本では一緒に本を読む大事な友達がでてきます。
こちらが Nancy Clancyシリーズ。少し長めのストーリーです。ナンシーがこの本では探偵に!
ABCブックもありますよ!
うーん、日常よく使える!という単語が多いわけではありませんが。。