Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC985点。アラフィフになっても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

ホラーで英語多読2 おすすめGraded Readers

 

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(updated:2020/05/13) 多読にお勧めの分野、として児童書をご案内しましたが、今回はGraded Readersからおすすめホラー小説をご案内したいと思います。いろんな会社のGRから出ていますので、私が読んで面白かったものを、読みやすさレベル(YL)に分けていくつかご報告いたしますね!できるだけいろんなGRシリーズの作品をご紹介できればと思います。

 

YL2程度

The Canterville Ghost (Oxford Bookworms Library Level 2)

実はゴースト、とタイトルにありますがあんまり怖くないんです。むしろちょっとコミカルなかんじ。結末もしんみりします。

 

Macmillan Readers Room Thirteen and other Ghost Stories

M.R. Jamesの短編集。Room 13, The Whistle, The Message of Death, The Maze, and The Lost Crowns of Angliaという5編の作品が入っています。YLが2程度と読みやすいのですが、ひたひたと怖さが迫ってくる感じがしてお勧めです。

 

Ghosts International: Troll and Other Stories Level 2 Oxford Bookworms Library

各国のいろいろな系統の幽霊話を集めた短編集。怖いというよりは,不思議な余韻を残すお話が多かったです。

 

Penguin Readers: Level 2 the room in the tower and other ghost stories

異なる作者(1編はジャングル・ブックのキップリング)の3編の幽霊話が入っています。

 

YL3程度 

Penguin Readers: Level 3 DANGEROUS GAME

ポルターガイストのお話です。最初はむしろ平和な感じで始まりますが、後半どんどん怖くなります。

 

Tales of Mystery And Imagination: Stage 3: 1,000 Headwords (Oxford Bookworms)

エドガー・アラン・ポーの短編5編。黒猫(The Black Cat)など有名なお話を中心に、

The Fall of the House of Usher、The Masque of the Red Death、William Wilson、

The Tell-Tale Heartの計5編が入っています。シンプルな単語ながら怖さがひたひたと伝わってきました。

 

YL4程度 

The Locked Room and Other Horror Stories (Penguin Reading Lab, Level 4)

こちらもM. R. Jamesのホラー短編集です。どれもクラシカルで雰囲気があります。短編集は細切れ時間に読めますからおすすめ!マクミランシリーズThe House In Picture and Abbot Thomas's Treasure(レベル2)と同じ作品が入っています。

 

PENGUIN READERS4: BREATHING METHOD 

スティーブン・キングもGRで楽しめます。中編小説「恐怖の四季」からの1編。母の愛の深さ、なのですがそれを突き詰めてホラーにしてしまう、キングに脱帽。いつか原作でトライしてみたいです。

 

Locked Room~のご紹介でも書きましたが、ホラーは結構同じ作品が別の会社のGRとして出されています。リトールドの仕方が違ったりして両方読むのもまた別の面白さがあります。

また短編が多いのも、多読にお進めである理由の一つです。レベルも各GRシリーズ2あたりからありますので、比較的早い段階でトライできますから、まずはぜひ1冊手に取ってみてください!

 

 児童書でホラー多読、の方には下記を。

mazurka.hatenablog.jp