Mazurkaの英語よもやま話

地方出身で英語が専門でもなかった私ですが、現在TOEIC970点。40代に入っても少しずつTOEICスコアをアップしていけている理由。あんまり頑張りすぎない試行錯誤ぶりをご紹介します。

おすすめGraded Readers Cambridgeシリーズ

以前、Graded Readers(GR)と児童書、どちらを読めばいい?などというトピックで書きましたけれど(結局どちらも!なんですけれど)、そういえばあんまりGR自体にフォーカスを置いた記事を書いていないなあ、と。で今更ながら、なのですけれども、今回はその中でも大人向け、と思うCambridge English Readersシリーズについてちょっと書いてみたいと思います。

 

Cambridge English Readersは、ケンブリッジ大学出版から出されているシリーズなのですが、その特色はオリジナルのストーリーというところにあると思います。

他のGRであるPearson(Penguin)、Oxford Bookwormsなどが有名な作品のリトールド版中心であるのに対し、Cambridgeのシリーズは、多読をされている方には有名なLoganシリーズ(下記ご参照ください)など、様々なテーマのオリジナルストーリーの宝庫です。

www.cambridge.org

 

最初の入り口、スターターシリーズから、シンプルではありつつも、大人でも満足できるようなストーリー展開の”小説“が楽しめます。

 

Dirty Money

GRの名著者、Sue Leather作品。美しいカナダの生活を楽しんでいたところ、ダイアモンド採掘がはじまったのですが、それがなぜか少しおかしいのです。。

 

Level 1

The Big Picture

やっぱりSue Leather作品。カメラマンの主人公が偶然とった写真がもとにトラブルに巻き込まれるお話。日本が舞台なのも楽しい(ちょっと不思議な“日本”であるところはご愛敬)。

 

Level 2

Superbird

SFも楽しめます。地球にやってきた宇宙人が主人公ですが、読者をミスリードする仕掛けがあったりして、シンプルな英語ではありますが、楽しめます。

 

Logan’s Choice

こちらが女性警部Loganシリーズ。レストランオーナーの死体が浴室で発見された。当初は事故死と思われたが。。他のレベルでも同シリーズを読むことができます。

 

Level 3

Double Cross

こちらはスパイものに入るでしょうか。スウェーデン諜報機関所属の女性がヨーロッパ、アフリカをまたにかけ大活躍。ハラハラドキドキ、読み進められます。こちらはPhilip Prowse作品。この作者さんも他にもたくさんのCambridge作品を手掛けておられます。

 

How I Met Myself

ドッペルゲンガーもの?自分にそっくりな人を見かけた主人公。周りに信用されず、家族からも疑われ。。

 

Level 4

Man Hunt

マズルカ大好きRichard MacAndrew作品。シリアルキラーの独白と、警察の推理が交互に語られる、という手法で読み手をひきつけます。

 

Love in the Lakes

ボーイフレンドと湖畔に出かけた主人公。そこで獣医の男性と出会って。。3人の恋の行方は果たして?Cambridgeはミステリだけじゃありませんよ!

 

Level 5

East 43rd Street

元NYPDの探偵が主人公。荷物を届けるだけの簡単な仕事のはずが。。シリーズものです。

 

各レベルをまたぐシリーズものもありますし、また何人か著者を上で上げましたが、シンプルな英語で、制限のある中、面白いお話を書いておられるGRの著者さんがたくさんおられます。気に入った著者の作品を中心に少しずつレベルアップ、というのも一つの作戦かと思われます。同じ著者の方の本っていくつか読むと、読みやすく、レベルが上がっても自然に読めたりする気がします(私見)。

大好きな作品やこれから試したい作品のリトールド版を読む、という楽しさもありますが、Cambridgeのように、大人も耐えうる、上質のオリジナルストーリーで気づけば読了、というのも多読の楽しみ、また多読の進め方の一つかな、と思うマズルカです。

 

レベルに迷ったら;

最初、どのレベルの本を読もうか迷ったら、上記CambridgeのサイトのResourcesのページからサンプルのダウンロードができますので、数ページ見てみて、おもしろそうなもの、レベルに合ったものを読むのがよいかもしれません。

 

 

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おすすめ英語多読書 大人もはまる児童書 その7 Neil Gaiman

これまでも折に触れてご紹介してまいりました、アメコミの作者としても有名なGaimanさん作品。今日は改めて、まとめてご紹介してみたい!ということで。といいますのも、並べてみると、あれ、これGaimanさんのだっけ?という作品もあったりして、ますます彼の不思議さ、奥深さを感じられたマズルカでございます。皆様にもそれを共有していただきたく、今回のご紹介となりました。

 

まずはGaimanといえばこんなかんじ、の作品(あくまでマズルカ私見)。

The Wolves in the Walls YL2.5程度

オオカミが家の壁の中にいる、っていう設定を思いつくGaimanがすごい。。そしてGaiman作品といえば、のDave McKeanの絵もまたシュールで、世界観を盛り上げてくれます。

 

The Day I Swapped My Dad for Two Goldfish YL2.5程度

こちらも二人がタッグを組んだ作品。金魚が欲しくて、新聞を読んでばっかりのお父さんと取り換えっこしてしまう!男の子のお話。お母さんに言われて取り返しに行くのですが、お父さんはどんどんいろんなものと取り換えられてしまっていて。。

 

Fortunately, the Milk YL3程度

そういえば、お父さんが出てくる作品結構多いかも。こちらはミルクを買いに行ったきり帰ってこなかったお父さんが、どうして遅くなったかについて説明するのですが、宇宙人が出てくるやらなんやらで。。こちらは怖いというより、奇想天外、笑えます。

 

Instructions YL2.5程度

Charles Vessの絵が美しいこの本は、おとぎ話の冒険への生き方のインストラクション本!扉を開けて入る前にちゃんと“Please”と言いましょう、小鬼のノッカーは噛みつかれるからつかまないように、ここで踵を返しても、誰もあなたを責めたりしませんよ、などなど。。冒険の旅に出かける際の注意書き?が延々描かれている本です。なんだか気が付くとのめりこんで読んでしまいました。人生にもこういうインストラクションがあればいいけれど!

 

と、ここであれれ?これGaiman作品?をいくつかご紹介。

 

Chu's Day YL0.5程度

パンダが主人公の絵本シリーズ。表紙のラブリーさ、ご覧ください。ただ「When Cho sneezed, bad things happened」からはじまります。すごい出だし。どんなbad thingsなのかは読んでのお楽しみ。安心してお子さんにも見せていいGaiman作品です(変なご紹介の仕方ですけれど)。

 

Blueberry girl YL1.5程度

まずアマゾンの紹介文「This beautiful picture book is a lovely graduation or baby shower gift.」って、Gaiman作じゃないみたい、と思いません(偏見入ってますけど)!?女の子が生まれるにあたって妖精たちがいろんな魔法をかけるのですが、単に美しい、とかじゃないんです。勇敢さ、真実を見つける力、世界の不思議に囲まれること、などなど。お子さんがいらっしゃるからこそ生まれた作品なのかもしれません。Instructions 同様、Charles Vessの絵も素敵です。

 

最後にやっぱり大好きGaiman作品、を何冊かご紹介。

The Sleeper and the Spindle YL4程度

以前にもご紹介しましたが、眠りの森の美女もGaimanにかかれば女性が主人公。Chris Riddellの絵が本当に美しい、大人向けの絵本です。

 

Coraline YL4程度

コララインとボタンの魔女」の日本語タイトルで映画化もされましたので、ご存じの方も多いかもしれません。ある日どこにも行けないはずの扉を開けたところ、全く自分の家と同じ世界がそこにはあって。。でもそこのお母さんはボタンの眼。The other motherという表現が空恐ろしいです(そして本当に恐ろしい魔女なのです)。コララインは自分の世界に戻るため、そして周りの人を救うためにthe other motherに戦いを挑みます。詳しくは書けませんが、よかった~とほっと安心してはいけません、まだまだGaimanの世界には奥があります。。

 

改めて見返すとちょっと選択にバイアスがかかっているかも。でもどれもお薦めですので、良かったらどれかまず、手に取ってみてください。子供のころナルニア国物語指輪物語、そしてアリスなどが大好きだったGaimanさん。なんとなく納得できてきているマズルカです。

 

コララインとボタンの魔女

映画版はこちらから。

 

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HomonymsとHeteronyms、そしてPlain Language

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先日アメリカの友人から、英語を勉強するならこういうのも面白いのでは、とHomonymsとHeteronymsの例文がいくつか送られてきました。

 

Homonym(同形同音異義語)とは、right(正しい)とright(右)のように、同じ発音なのに意味が異なる語、そしてHeteronym(同形異音異義語)とは、lead(導く[líːd])とlead(鉛[léd])のように、スペリングが同じでも発音と意味の異なる語のことです。

 

実はマズルカ、すぐにはどちらなのか、つまり同音か異音か、が判断できないものもあり、いつもいい加減に発音してるんだなあと反省しきりでした。

 

例えばこちらは、Homonym(同形同音異義語)の例。

The dump was so full that it had to refuse more refuse.

refuse(動詞の拒絶する)とrefuse(名詞のゴミ)。

 

そして、これはHeteronym(同形異音異義語)の例。

We must polish the Polish furniture.

polish(磨く[pɑ́liʃ /pɔ́liʃ])とPolish(ポーランドの[póuliʃ])。

 

ゴロもいいですから、口に出してみて正確な発音と意味を理解するのは、どのレベルの方にとっても大切な気がします。

 

ちなみにこれらの文章、アメリカ政府のオフィシャルウェブサイトに掲載されています。

www.plainlanguage.gov

平易な言葉を使うことで連邦機関の時間とお金を節約し、アメリカ国民によりよいサービスを提供することを目的に作られた、Plain Language Action and Information Network (PLAIN)という連邦職員のコミュニティが作ったサイトだそうです。

などと書きますとお堅い雰囲気の気が致しますが、リソースの中には “Humor”という項目もあり、そこでHomonymsとHeteronymsが取り上げられています。

なんとタイトルは「Reasons Why the English Language is Hard to Learn」ですって、確かに(笑)。上記で上げた以外にも沢山文例がありますからよろしければ訪ねてみてください。

 

Plain languageの概念は以前から取り上げられていますが、アメリ内務省のページを見たら「Plain Language Writing Act of 2010」つまり法律が存在するんですね。目的は「国民が理解し利用できる明確な政府コミュニケーションを推進することにより、国民に対する連邦機関の有効性と説明責任を向上させること」だそうです。

The purpose of this Act is to improve the effectiveness and accountability of Federal agencies to the public by promoting clear Government communication that the public can understand and use.

www.doi.gov

 

近頃身近になってきたSDGSの場面でも下記のように重要視されています。

“To get ordinary people on board, SDGs should be communicated in plain language…”

montenegro.un.org

 

確かに平易な言葉で国民に説明することは、様々な人種(その中にはおそらく英語が得意でない方も含まれる)が生活する国々では重要なことですし、ウィキペディアによりますと、「官公庁への国民からの問い合わせが減少、意思疎通が原因で生じた訴えや訴訟のコストが激減。納税者が法的義務を果たし、パフォーマンスが向上」したのだそうです。単に市民サービスというより、政府の実利としても目に見えて効果があるのですね。

 

平易な言葉で理解を高めることは、母国語としない英語でコミュニケーションをする必要がある人の多いグローバル社会でも必須の考えといえるでしょう。いろいろとPlain Englishに関する書籍も見かけます。と言いつつ、ついつい回りくどい表現になってしまうマズルカ。シンプルに自分が言いたいことを正確に表現する、を心がけていかねば、です。気になって読んでみようと思っている本たちは以下です…。

 

Plain Words

Sir Ernest Gowersの1948と1951年の書籍が元になっているそうです。このころからPlain languageの必要性が唱えられていたのですね。古典。

 

ケリー伊藤のプレイン・イングリッシュ講座

日本のプレイン・イングリッシュの草分け、ケリー伊藤さんのご著書。

 

伝わる短い英語: アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア 政府公認 新しい世界基準Plain English

Japan Plain English & Language Consortium代表浅井 満知子さんのご著書。

 

おすすめ英語多読書 大人もはまる児童書 その6 最近読んだお薦め本

相変わらずYLレベルにこだわらず、気になった本をいろいろ読んでいるマズルカなのですが、本日は比較的最近手にした児童書で大人の方も楽しめそう!というものをいくつかご紹介したいと思います。

 

Clockwork YL3.5程度

なんとなく手に取って、大正解。それもそのはず、ライラの冒険シリーズの作者Philip Pullmanさん作品なんです。雪の夜に宿屋で語られ始めた怖いお話。なぜかそこにそのお話の登場人物が現れて。。そこから物語と現実(といっても私たち読者にとってはこれも物語)が交錯して進み、怖いというか、空恐ろしいというか、ちょっと私にはうまくストーリーの説明が出来かねるのです。よかったら読んでみてください(最後が大団円、なのは児童書なので、ご愛敬)。

 

Magical Children series

The Boy Who Could Fly YL4程度

誕生日に太ったおばさん妖精(そこからして可笑しい)に空を飛べるようになる、という願いをかなえてもらったトーマス。でもなぜか大人たちにはそれが見えないらしいのです。人は空を飛べないものだ→もし飛んでいたらそれは現実ではない→だから見えないふりをする(ないこととして扱う)大人たち。なんだかいろいろと考えさせられました。

 

The Strongest Girl in the World YL4程度

ある日突然怪力を得たJosie。大人たちは彼女の力を使ってお金儲けをすることばかり考えますが、Josieは自分の力をみんなのために使いたい、と思うのです。。

このシリーズは子供さんたちが読んで楽しいストーリーですが、大人にとってはちょっと、立ち止まって考えさせてくれる物語といえるかもしれません。

 

Melrose and Croc: Together at Christmas YL1程度

ちょっと季節外れでごめんなさい。クリスマスの物語です。

イヌのMelroseとワニのCrocの出会いが描かれています。イベント(クリスマス)が楽しいのは、一緒に祝える好きな人がいるから。All I wanted was a friend and I found you!というセリフがじんわりくるのも、もしかしたら大人だからこそ、かもしれません。

 

FLOTSAM

こちらタイトル以外文字はありません。でもDavid Wiesnerさんの美しい絵が文字以上に語ってくれています。浜辺で見つけたカメラ。写真を焼いてみると、不思議な絵が写っていました。。正確な意味で言うと多読向きではないですけれど(文字がないから!)、どのジェネレーションの方にも手に取っていただきたいです。

 

新しい本との出会い、そしてそれが予想以上に面白かった時の嬉しさはこたえられませんよね。今年もそんなうれしい出会いが皆さんにも沢山ありますように。

 

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英語多読 ミステリーで多読 3

関東では松の内もあけてしまいましたが、のんびり始動ですみません。本年もどうぞよろしくお願いいたします。新年一回目の今回は、やっぱり大好きな、多読の原点ミステリー本のご紹介をしたいと思います。日本語でもよく読むのですが、気になって次を読み進めてしまうミステリーは本当に英語多読にお勧め、と思うマズルカです。

以前GRや児童書を中心にご紹介しましたので、今回はそれ以外のジャンルも含めて、いろんなレベルでご紹介できればと思います。

 

The Bear Detectives YL1程度

The Berenstain Bearsシリーズ。1等賞を取ったかぼちゃがなくなってしまいました!探さなきゃ。お父さんは早とちり、一方子供たちは落ち着いて探偵活動を。。YL1前後でも探偵もの、あります。

 

The Haunting of Grade Three (Lucky Star) YL2.5程度

教室が足りずに古い屋敷が3年生の教室になりましたが、そこは幽霊のうわさが。学校の研究でpsychic investigationを担当することになったアダム達は、幽霊について調査を始めました。。子供の調査といってもちゃんと図書館に行ったり、関係者にリサーチしたり、新聞記事を集めたりと馬鹿にできません。

 

Nate the Great and the Sticky Case YL2.5程度

多読で有名なNate the Greatシリーズ。今回はなくなったステゴサウルスの切手を探します。ちょっと途中から想像がつくところがご愛敬。でもほわっとした色合いの絵とあいまって、楽しいシリーズです。多読スケジュールに組み込んでいただくのはいかがでしょうか。

 

Inspector Chopra and the Million-Dollar Motor Car: A Baby Ganesh Agency short story YL3.5程度

インドが舞台の推理小説です。Inspector Chopraがペットの象!Ganeshとともに車庫から盗まれた高級車を探すお話。以前にもご紹介した、ネイティブの読むことが苦手な大人向けのシリーズQuick Readsの作品なので、とても読みやすいですが、ちゃんと大人が満足できるストーリーです。

 

Emergency Murder Level 5 (Cambridge English Readers) 3.5程度

ER勤務の女性医師が死亡した患者(知人医師の妻)の死を不審に思い。。Cambridgeシリーズは、オリジナルのストーリーが易しい英語で読めるので、子供向けストーリーに飽きた大人の英語多読者にとてもお薦めです。

 

 4.50 From Paddington: B2+ Level 5 (Collins Agatha Christie ELT Readers) YL4.5程度

以前にもご紹介したChristieのELTシリーズです。GRのためミスマープルの推理を細かく描くまでには至っていませんが、それでもあっと驚く犯人と動機でした。なにしろすれ違う汽車の窓から殺人事件を見つける、という発端からして引き込まれますよね。

 

The Christening Day Murder (The Christine Bennett Mysteries) YL6程度

なんと主人公が元シスター。それもあって殺人は起こりますが、おどろおどろしくはありません。シリーズものですので主人公とそれを取り巻く環境が少しずつ変化していく状況(恋人ができて、結婚して、子供ができて。。)も併せて楽しめます。読みやすい英語なのでペーパーバックの入り口にもお勧めです。

 

ペーパーバックでのミステリー読書、という一つのゴールにたどり着くまでにも、それぞれの段階で大人も楽しめるミステリーがたくさんです。これらの助けを借りて、一歩一歩楽しく今年も進んでまいりましょう。

 

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英語多読 すこしレベルアップしたいときの児童書 その2 児童書の古典的名作を読もう

以前Magic Tree Houseシリーズなどから少しレベルアップしたいときに読みたい本、つまりYL4あたりの本についてご紹介いたしましたが、やっぱり多読を続けるにはこのあたりの本、面白い本をたくさん知りたいなあ、というのが自分の実感でしたので、引き続きもう少し。今回は古典的名作からいくつかご紹介できればと思います。年末年始の英語多読のご参考にしていただけると幸いです。

 

The Reluctant Dragon YL4程度

The Wind in the Willowsで有名なKenneth Grahameの古典的名作。そのせいか少し表現や単語が難しく感じますが、ストーリーはシンプルで、風刺と笑いに満ちています。だって、“Reluctant(不承不承、渋々の)ドラゴン”なんて、タイトルからしておかしくありません?ぜひお試しください。

 

クマのプーさん Winnie-the-Pooh (ラダーシリーズ) YL4.5程度

これを英語で読んでみたい、という方、いらっしゃるのでは。少しクラシカルですので難しい表現もありますが、沢山添えられた絵が助けてくれます。気が付いたらあなたもプーさんワールドに。そして読み終えたら、ちょっとレベルアップ感も感じさせてくれますね。

 

Five Go Adventuring Again (Famous Five Centenary Editions) YL4.5程度

第1巻の発行は1942年というFamous Fiveシリーズ。こちらは第2巻です。隠し扉に秘密の通路、なんて聞くだけでワクワクしません?やっぱり読み継がれるだけのことはありますよね。

 

The Story of Doctor Dolittle (Doctor Dolittle Series) YL4.5程度

ドリトル先生がいかにして(必要に迫られて?)動物のお医者さんになったか、がわかります。動物の言葉が話せるなんて、と子供のころ夢中になりました。映画にもなった名作。シリーズものです。

 

Paddington Abroad YL5.5程度

くまのパディントン。今回は家族旅行でなんとフランスへ!でもちゃんとそこでも頼れる友達を見つけて、大活躍。YL5.5程度ですが、チャプターに分かれていて読みやすく、クスリと笑えるシーン満載なので難しさをあまり感じないかもしれません。

 

The Velveteen Rabbit YL2.5程度

子供から愛されたら、本物になれる、と言われたウサギ。男の子から大事にされますが。。古典的名著ですので、お読みになった方も多いかもしれません。今回ご紹介のレベルよりは少し低いですが、おまけにご案内いたしました。一度は手にしていただきたい作品です。

 

上でも書きましたけれど、やっぱり長きにわたって、そして世界中で読み継がれている物語って、それだけの価値、面白さがありますよね。本の力が、少し難しくても読み進めさせてくれる気がします。

 

今年もコロナで落ち着かない年の瀬となりましたが、皆様お体にはお気をつけて、よきお年をお迎えください。

 

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英語多読 クリスマスに読む本 その2

気づけばもうすぐ年の瀬、その前にクリスマスがやってきますね。クリスマスはかわいい絵本も多く、素敵な物語も満載で、英語多読向きシーズンの気がします。以前もこのテーマを取り上げたことがありますが、またご紹介したい絵本、物語がいくつか出てきましたので、ご案内いたしますね。よろしければ年末の多読書ラインナップに加えてください。

 

How Santa Got His Job YL1程度

サンタさんがどうして今の仕事を始めたのか、のお話。いろんな仕事を試して向いていなかったサンタさん。郵便局に勤めていて、道のすいている夜に配達をしてクレームが来たり、動物園でトナカイばかりかわいがって他の動物から嫉妬されたり。。どんな人にも向いている仕事、天職があるんだなあ、とちょっと本筋と違うかもしれないところでいろいろ考えさせられる物語です。確かに考えたらサンタさんのお仕事って究極のニッチですよね。

 

Aunt Eater's Mystery Christmas YL1.5程度

アリクイ(anteater)のAunt Eaterはクリスマスを前に大忙し。でもミステリー小説好きで、道々いくつものなぞを見つけてしまいます!宝石泥棒のメモ、お隣に入る泥棒発見など、なぞの結論はシンプルですが、楽しめます。最後がある意味一番ミステリアスかも。。

 

Angel Pig and the Hidden Christmas YL1.5程度

クリスマスをお祝いするためにお買い物をしたかったぶたさんたち。でもお金がありません。そこに天使(もまた、ぶたさんです!)が現れて。。お買い物ができるお金をくれるのではなく、アイデアをくれるところが素敵です。絵もとてもかわいくてほんわかします。

 

How the Grinch Stole Christmas! YL2程度

Dr. Seussの描く絵はちょっと素っ頓狂でユーモアにあふれています。クリスマスが大嫌いなGrinchのお話です。

 

Nightmare Before Christmas: Level 2 (Penguin Longman Active Reading) YL2程度

ティム・バートンによる素敵な映画が有名ですが、これは映画の絵がふんだんに使われたPenguinのGRシリーズです。クリスマスにあこがれる、ハロウィンタウンのキング、ジャック・スケリントン。でもハロウィンタウンの住人たちがクリスマスをやろうとするとなんだかおかしいことに。。やっぱりハロウィーン、クリスマスが近くなるとこの世界に触れたくなりません?

 

The Christmas ship YL2.5程度

クリスマスの前日、おもちゃ屋のサムは市長から古くなったお店の使用禁止を言い渡されてしまいます。その夜、忙しいサンタにプレゼントを配るお手伝いを頼まれたサム。トナカイもそりもないから配れない、と断ったのですが。。タイトルから何を使ってプレゼントを運んだのか、想像してみてください。カラーの美しい絵にひきつけられます。

 

A Christmas Carol (Oxford Bookworms Library. Classics. Stage 3) YL3程度

クリスマスイブの夜、ケチなスクルージのところに死亡した共同経営者の霊が現れ。。ミュージカルにもなった有名なクリスマスの物語です。Oxford以外に、Penguinバージョンなどもありますから、比べてみるのもいいですね。

 

Santa S.O.S. YL3.5程度

サンタを家業!にしている一家。もちろんみんなには内緒です。ある日おじいさんが行方不明に。。孫たちはそりに乗って探しに行きます。町の人々にそりは映画撮影だと弁解するなど、ちょっと現代っぽい雰囲気もありつつのファンタジーです。

 

本を読むと、ますますクリスマスが待ち遠しくなりますね。皆様もよきクリスマスをお迎えください。そして少し気が早いですが、来年もまた素敵な本にたくさん出会い、楽しんで多読ができますように。

 

もう少し沢山クリスマスの本をご覧になりたい方に。

 

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